すべてがデジタルにつながる時代を迎えています。「デジタル・シティズンシップ教育」は、国際協働学習に不可欠であり、2020年から、デジタル・シティズンシップに焦点を当てたJEARN研究ワークショップを開始しています。2回目となる本研究ワークショップでは、デジタルツールの活用を前提とした異文化交流について、デジタル・シティズンシップ教育をどのように位置づけていくかについて考えるワークショップを開催しました。
第1部では、法政大学の坂本旬先生に、「デジタル・シティズンシップの可能性と異文化交流の再考」と題してご講演をいただきました。ICTを活用した一過性の異文化交流の問題点、また地域の課題を解決するE-SDGsとしての異文化交流の重要性、そしてデジタル・シティズンシップ教育の具体的な教材と実践例を伺うことで、デジタルツールの活用を前提とした異文化交流について再考することができました。
第2部では、ブレイクアウトルームでグループに分かれ、各自がこれまでに経験した異文化交流の実践の成果と課題、今後の可能性について意見交換をしていただき、Google
スプレッドシートにまとめ、その後、全体でグループごとに発表し、坂本先生からコメントをいただきました。参加された皆さまに深く感謝いたします。
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