Poster/ Video Presentationsの部
1)発表者: 平井 里緒菜, 馬越 智也, 永岡 瑞彩, 李ヘナ (学生)
タイトル:「The Role of the Facilitators in Workshops for Students in Foreign
Countries―JEARN Youth Project -GOMI on EARTH-の活動を通じて―」
2)発表者:高島まりな, 大久保瑞香, 米須萌絵, 伊勢谷麻衣, 上村星名(学生)
タイトル:「国際協働学習を通した異文化コミュニケーション能力の向上―JEARN Youth Project -Folk Costume Around
The Globe-の活動を通じて―」
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Research & Practice Report Presentationsの部
発表者:岡田 麻唯, 勝又 恵理子, 栗田 智子
タイトル:「大学生のファシリテーション能力とグローバルリーダーの育成 ーJEARNユースプロジェクトの国際協働学習を通じてー」
将来的にグローバルな環境でリーダーシップを発揮できることが、重要な能力のひとつであることを考えると、大学卒業までにグローバルリーダーとしての効果的なトレーニングや実践的な経験が不可欠となる。本研究は、2021年に、海外の小中高生とSDGsにつながるプロジェクトをベースに、オンラインで国際協働学習を推進する「International
Education and Resource Network(iEARN)」にて、ファシリテーターとして参加した大学生のファシリテーション能力の向上とグローバルリーダーの育成について調査したものである。
iEARNは、140カ国以上、3万以上の教育機関・団体と提携すNGOで、オンラインネットワークを通じて、異文化交流やコラボレーションを行う学習者のグローバルコミュニティを運営している。国内ではNPO法人JEARNが、iEARNの日本センターとして活動しており、2017年に日本の教育事情に合わせたJEARN独自の大学生向け地球市⺠育成プロジェクト「JEARN
Youth Project」を開始した。
このプロジェクトは、国内外の小中高生を対象とした国際協働学習プロジェクトにおいて、大学生がファシリテーターとして活動する体験を通じて、地球市⺠を育成することを目的としている。 |
異文化コミュニケーション学会 プレゼン資料①
異文化コミュニケーション学会 プレゼン資料② |
本研究では、ごみ問題をテーマにした「GOMI on Earth」プロジェクトのファシリテーターとなった青山学院大学の学生が、海外の学校との交流を通して、ファ
シリテーション能力を向上させたのか、またそれらの経験は、グローバルリーダーとしての成⻑に繋がったのかについて調査した。大学生が、グローバ ルな環境でリーダーシップを発揮する実践の場は少なく、実践をもとにした研究には意義がある。
調査方法は、アンケート調査と観察調査である。アン ケート調査は、大学生ファシリテーターと、交流した海外の学校の先生に対して行った。観察調査は、大学生ファシリテーターのワークショップの様子を、主観を加えずに正確に描写・分析した。
その結果、大学生は海外の生徒との交流を通して、文化的・言語的能力を高め、主体的に海外の生徒たちの学習意欲を支援する能力を高めていた。 iEARNの活動におけるファシリテーターの体験は、グローバルリーダーシップ能力を向上させ、グローバルリーダーとして活躍する場となることが明らかになった。
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