2021年度も高校3年生の選択授業・国際理解で、Girl Risingプロジェクトを実施しました。実践報告は、オンラインジャーナルに載せていただくために現在作成中です。
今年度は授業で成果物としてアフガニスタンの現状を広めるためのポスターと「ネパールの少女 Suma」を見た後に、英語でグループポエム、そして昨年度から本プロジェクトの最終段階として、生徒が動画を作成しています 。
今年度も素晴らしい創作活動ができましたので紹介させていただきます。
1学期の授業では、カンボジアとネパールの少女のストーリーを取り上げました。2学期に入り、アフガニスタンの少女のストーリーを取り上げました。テーマ設定の理由は、8月末にアメリカ軍がアフガニスタンから撤退し、タリバン政権の支配が激しくなる中で、女子がどのような環境におかれているかを学ぶためです。2学期後半には、「難民キャンプで生活する少女 Nasro」のストーリーを授業で取り上げました。テーマ設定の理由は、報道でベラルーシからポーランドに避難する難民について知ったからです。「Brave Girl」に登場するNasroの姿を通して、生徒は難民キャンプの状況や、そのような状況においても教育を受ける大切さを学ぶことができました。
生徒は学んだことを振り返り、自分たちのできることや伝えたいメッセージを模索して動画に表現しました。今年度は、Girl Risingの映像に出てくる少女たちが住んでいる「カンボジア」「ネパール」」「アフガニスタン」および「難民キャンプDadaab」を切り口として、約4分の動画を制作しました。
ポスターは学校の掲示板に貼り、動画は英語・外国語スピーチコンテストで全校生に共有しました。
これらの作品は、アイアーンのCollaboration Centerに投稿して、協働学習をしている他国のメンバーにも共有しました。