1985年以来のテレクラス・ワールド(国際テレビ会議)や1998年からのICTを活用したアイアーンの学校間国際交流を合体させ、2001年、「国際交流のハードルを超えて子どもたちを世界へ」をテーマに、平成13年度財団法人 コンピュータ教育開発センター (CEC) のEスクエア・プロジェクト「地域企画プロジェクト」に採用され、ジェイアーンは、2003年1月、NPO法人として認証されました。
地域の学校が、ボランティアのスキルを活かせて、国際教育の支援の輪を拡げ、地域と学校の「協働」による国際教育推進のモデル校となる日を目指す取り組みでした。
国際化や情報化をはじめとする社会の変化をふまえて、文部科学省による「教育の情報化」や「総合的な学習の時間の導入」が始まり、その移行期として激しい変化の時代でした。この節目に、ジェイアーンは国際交流のプラットフォームを目指して活動をスタートさせています。
2003年7月には念願だった「2003 iEARN 国際会議 in Japan」を兵庫県淡路島で開催しました。この世界大会の出会いが、国際教育に取り組む教師の輪を広げる第一歩となり、日本発のグローバルプロジェクト誕生のきっかけとなりました。
テーマ: 未来への道しるべ
At the Cross roads: Finding Future Milestones
公式ウェブ: https://jearn.jp/2003conference/index.html
*教育の情報化を推進する「学びのイノベーション事業」 :
ICTを活用したプロジェクトベースの「国際協働学習」の始まりです。
*ジェイアーンは、文部科学省のwebでこのように紹介されています。
オンラインジャーナル「国際協働学習 iEARNレポート」 スタート!
2018年、日本初の「国際協働学習」の研究成果を発表する逐次刊行物として、オンラインジャーナル「国際協働学習 iEARNレポート」(ISSN 2434-0049)をスタートさせ、毎年6月1日に発行しています。
国際協働学習シンポジウムの創設
ICTを活用し、世界の同世代と交流しながらともに学ぶ国際協働学習は、地球市民の育成にとても重要であると同時に、日本の教育現場では、実践のハードルが高いことも事実です。
世界では、ロシアによるウクライナ侵攻、パレスチナ紛争、アメリカのイラン攻撃、東ヨーロッパへのロシアの圧力など、緊張が高まっています。このような時代だからこそ、多様な他者と協力し、ともに学び合う「国際協働学習」の可能性を皆さまと広げていければと願っております。
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