ジェイアーン活動報告会2022 終了
「グローバル・シティズンシップ教育 ー持続可能な社会の創り手の育成ー」をテーマに、活動報告会は基調講演、国際協働学習の実践報告プレゼンテーション、交流タイム(質疑応答)の3部構成で実施しました。
淺川和也先生の基調講演では、学ぶということは人や世界とつながるためのものであり、こころと身体を通してなされるものだということがよくわかりました。アイアーンのスローガンは、Learn with the world, not just about it. 世界と共に学ぼう!、世界について学ぶだけでなく、知識としての学びではなく、協働してワクワクしながら共に学ぶ大切さがよくわかりました。
次に、6月1日発行のJEARNオンラインジャーナル「国際協働学習iEARNレポート」の中から、中学・高校・大学の国際協働学習の実践発表が6件ありました。コロナ禍であっても学びを止めず、オンラインで活発な交流や協働が行われた世界とつながる国際協働学習の実践事例に、参加者はこれからの活動に大きな力をいただいたとチャットへの書き込みが多数ありました。
交流タイムでは、ジェイアーンYouth Projectに参加の大学生が、発表者全員に、「交流する際に生じる言葉の壁をどのように対応したのか。工夫点があれば教えていただきたい。」と質問を投げかけると、回答がどっさり届き、卒論の情報収集に役立ったようです。
淺川先生の基調講演が、会員のそれぞれの実践発表につながる内容だったことで、和やかな雰囲気の中、質疑応答が活発に行われました。参加者は、国際協働学習へのアプローチが多様であり、それぞれに参考になった点があり、学びの多い交流会となりました。
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