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  2003iEARN国際会議 in Japan                                                                   
                                  開会式挨拶

          
                                兵庫県 井戸知事  

と き 7月21日(月)13:00〜14:00(挨拶13:30-13:40

ところ 淡路夢舞台国際会議場メインホール

 

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 挨 拶

 皆さんこんにちは。ただいまご紹介いただきました兵庫県知事の井戸です。

先ほどのiEARN国際会議参加メンバーの紹介を見て、多くの国の方々が参加するすばらしい会議だったのだと実感いたしました。

未来を担うのは子供達です。子供達をとりまく共通の課題に取り組む皆さんの思いが、先ほどの参加メンバー紹介にみなぎっておりました。この会議が、子供達の未来をつくる上で大きな成果をあげるとともに、ここ兵庫県で開催できますことを喜んでおります。

 世界は今、いろいろな問題を抱えています。イラク問題をはじめ、科学技術の進歩が新たな危険性を生んでおります。また、この兵庫県も大きな地震があったのですが、自然災害も世界各地で、人間の生活を脅かしています。SARSなど、未知の病気も起こっております。

本日の会議は、世界60カ国から400人近い方が集まり、国内からも600人ほどが参加し、1000人近くの参加と聞いております。これだけ多くの国の方々に参加いただいたということだけで、この会議は大成功であると感じます。

明日からの分科会において、昨年の活動報告や、次の1年の活動について活発な意見交換が行われますことを期待しております。

さて、日本の神話では、この淡路島は「おのころ島」と言いまして、日本で一番古い島とされています。ここで会議をするということは、まさに日本の歴史がわかる、日本を知る上で最良の場所でしょう。

 また、この夢舞台は、10年ほど前は山を削った跡地でしたが、兵庫県では、21世紀の人と自然の共生のモデルとして自然を復元しました。

 



 21世紀は、テロや戦争、自然災害などが発生し、波乱の幕開けでした。戦争や災害を乗り越えていくためには、相互理解が不可欠です。IT技術は、国と国、地域と地域、人と人を結ぶ、Face to Faceという環境をつくってくれます。そういう意味で、皆さんのIT技術による教育交流の活動は、人と人の絆を深め、世界平和につながります。

 今後も、人類発展のため、世界平和のために、この会議が大成功を収めますことを心からお祈りしましてご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

 

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