2003 iEARN国際会議

来月のiEARN(アイアーン)国際会議がとても楽しみです。

とうとう来月に開催を控えたiEARN国際会議。
その成功を導くために、
6月14日午後2時〜4時、プレイベントを三田市民会館にて行いました。iEARNプロジェクトにはインターネットをはじめとしたICT技術を用いたものが多く、今回のプレイベントもICTが駆使されており、そのすばさしさに驚きました。特にピーター・コーペン氏@カリフォルニアとのインターネットテレビ会議(光回線⇔ケーブル回線)は、時間と距離の壁を越えて、コーペン氏があたかも目の前にいるような感じを受けました。会場にいた参加者のみなさんは、コーペン氏のiEARNに対する熱い想いに聞き入った様子でした。今回のプレイベントで、iEARN国際会議中に実際に行われるプログラムの一部を皆で体験できたことで、会議のイメージをつかむことができました。

                                 宮本真理子@ユースサミット部会長


三田とカリフォルニアをつないだインターネットテレビ会議

ピーター・コーペン 『iEARNの歴史と哲学について』 (TV会議)

●スタッフの感想

鶴亀様@カリフォルニア

私も何度かNetMeetingの無料ソフトを使いADSL回線で日本とテレビ会議を行った事がありますが、今回の映像と音声は本当に高品質のものでした。 ここまでうまく行くのならば高い回線料を払う通常のテレビ会議に近いコミュニケーションを今後もトライ出来そうです。今回高品質になった条件の一つは日米共に上りも下がりも1.5メガ以上のスピードが確保出来た事、通常のカメラではなく高画質のデジタルビデオカメラの映像をキャプチャー・カードで取り入れた事などでしょうか? いずれにしろ専門家の森下さんと上谷さんの技術力と熱心な努力が今回の高品質と成功をもたらしてくれたと思います。 照明を工夫し、こちらの時間が判るように時計を置いたのは森下さんの配慮でした。バラの花と宇宙に浮かぶ地球の写真は私のアイデアでした。
 これからも兵庫県の小学生などにもこちらの様子をパネルや写真を使って説明したりとか色んな試みをして見たいですね。 末尾ながら日本側の皆様のご努力に深い敬意を払うと共に、七月の国際会議の成功を祈ります。 

道下様@カリフォルニア

私の出る幕はありませんでしたが(トラブルで呼び出されなかったということは良かったということです)、無事に大成功のご様子、なによりです。

最近は、NetMeetingも馬鹿にできません。

私のところでも、スタンフォード大学と日本の会社との定期テレビ会議をNetMeetingに切り替えたら、毎回20万円の節約になりました。



  歯切れのいいコーディネイターの納谷さん



    憧れのピーターさんと和やかな表情の高木さん



カリフォルニア側のスタジオの様子
右 鶴亀さん


 

 

 

 

 

妥協を許さないエンジニア魂
 上谷先生


薮内 昌彦@ICT部会長

感動のTV会議!!
  スクリーンには、アメリカはカリフォルニアに居るピーター・コーペンさんと日本の会場を映し出す画面が現われる・・・。プレイベントが開会して間もなく感動のTV会議が始まりました。

  まずは、iEARNの創始者であるピーターさんから、この国際会議の誕生の経緯、iEARNに対する思いのお話を聞きました。納谷先生の素晴らしい通訳と全体の運びもキラリ☆と光っていました。

  そして忘れてはならないのは、このTV会議の実現にあたってアメリカ側の段取り、技術支援をして下さった鶴亀さん、森下さん、日本側では上谷先生のお力です。映し出されている映像と聞こえてくる音声はとてもクリアで、距離を感じさせるズレもほとんど無い。妥協を許さない技術者魂が、このテレビ会議にそのまま現れていたとも言えます。

  たくさんの人々に支えられて出来たこのTV会議。一人一人の思いで皆をつないでいく、iEARNの姿そのものだと思います。


       
白石康次郎氏『ヨットで世界一周の大冒険』 講演                 

白石康次郎@光る言葉を持つヨットレーサー

坂東英敏@プログラム部

 コージローはヨット中で落語を聞きながらレースをしていたという話がうなず
けるほどテンポのいい、ユーモアと迫力あふれるレースの体験記を語ってくれまし
た。
命がけの数々のシーンをまるで楽しんでいるかのように私達に伝えてくれたのです
。ラダーが折れたり、鯨に衝突したり、荒れる洋上でマストのてっぺんの修理を
したりと、まるで私達がすぐそばでそれを見ていたような気にさえさせるお話でし
た。
 最後に彼は、「自分で決めることの意味」「個性豊かなクルーをつなぐ
チームワーク」「寝る時間はないが、考える時間のある航海」、まるで私達への
メッセージを投げかけているのではないかと思うほどでした。
 光る言葉を持つ若者はこれから日本中を回って明日を担う若者へ、メッセージを
伝えるそうです。私達にも勇気を分けてくれました。

ありがとうコージロー bon voyage  

       * 白石康次郎氏のプロフィールは、こちらです。
                            

ビデオ・カメラワーク講習会

ケーブルテレビ会社のプロをお迎えし、カメラ撮りの基本、機器配置も含めてお話していただきました。 講師の鈴木真一さん、花岡慎也さん(阪神シティケーブル株式会社コンテンツグループ)に大変お世話になりました。ありがとうございました。

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