#75 Teleclass Video Conference

The 5th ASIA FORUM


Sorry, we have only Japanese version.

[開催要項]

テレビ電話・テレビ会議で進める国際理解教育
「テレクラス・ザ・ワールド」
第75回 テレクラス国際会議

行事名 : 第5回 テレクラス国際会議:アジアフォーラム
主催: テレクラス・インターナショナル・ジャパン
財団法人マルチメデイア振興センター
共催: 帝塚山学院大学 
助成: 財団法人三菱銀行国際財団
後援: 国際電信電話株式会社大阪支社、朝日新聞 大阪本社
日時: 2000年 2月15日 火曜日
午後 1:00― 3:00 北京時間  午後 2:00― 4:00 ソウル・東京・大阪時間
場所: KDD大手町テレビ会議室/東京大学 参加学生
KDD大阪支社テレビ会議室/帝塚山学院大学 参加学生
BTA公衆テレビ会議室/北京大学 参加学生
KDDソウル事務所テレビ会議室/又石大学 参加学生
基本テーマ 「世界を感じる瞬間」
"Touch The World, Touch The Future"
通信手段: 国際規格テレビ会議システム
INS64回線・国際ISDN回線2B(128kbps)
多地点接続装置
参加校: 帝塚山学院大学 国際理解研究所
北京大学 日本研究中心
又石大学 日語日文学科
東京大学  
使用言語: 日本語(一部韓国語・中国語)
サブテーマ: 「豊かさと環境問題」
開催趣旨: 1999年3月から始ったテレクラス国際会議:アジアフォーラムシリーズの第5回・第6回である。 1回から4回までは、自己紹介に始まって国際交流の意義・互いの問題提起や異文化理解・個人的な興味や未来像など、互いを知り合い理解する、またアジアの仲間として認識しあうという段階であった。 今回の企画は、テレビ会議を媒体として知り合った学生同士の基本的な相互理解があって、初めて実現できるものである。 この度のテーマを「豊かさと環境問題」とする。 
  生活の中で便利さを追い求めて走ってきた1900年代であったが、快適な暮らしを追求する現代と比例して、その結果は環境破壊へとつながり、自然と人間・地域と個人の生活など、あちこちで調和を欠く様相を呈してきた。 このような生き方が本当に欲しくて走ってきたのだろうか。 本当に欲しい豊かさをもう一度、自分に問うてみたい。 同じアジアの仲間にも問うてみたい。その対話の中に、身の周りの環境問題を、生活習慣を変えることで、解決できることがないか。 その対話の場が、テレクラス国際会議:アジアフォーラムである。
目的: 事前のアンケート調査結果を土台に、単に言葉による机上の空論を避け、アジアブロックの環境問題を柱に、本当の豊かさとは何かを対話で探る。 アジアの子供達に、青空と豊穣な海と、生物を育てる山林・田畑を渡すために、中国・韓国・日本の大学生達がテレビ会議の対話を通して、知恵を出し、知恵を借り、できることを実践しよう。 具体的に行動計画を立てて実行し、その成果の報告、或いは、共通のビジョンを描き出す過程を、小冊子として共同作成する。 参加者が共同で、このような成果を形にするというゴールも設定したい。
内容: アンケート300―400名を目途に実施し、その分析調査を基に、各国若者の意識の類似点・相違点を明確にする。 また、リサーチの分析結果や提案事項に対して、第5回では心を拓いて語り合い、対話を深める。 特に実際的な日常生活の環境問題への中国・韓国・日本の意識・取り組みの違いをみる。また第6回へ向けて、小冊子作成の案を作る。 第6回では各実践を報告し互いの経験を分かち合う。或いは各参加国が描くビジョンを紹介し、全体のビジョンをまとめる。 小冊子の作成過程を決める。 この一連のプロセスを容易にするために、本事業を、1)テレビ会議環境の確認 2)アンケート調査とリサーチ 3)第5回テレビ会議 4)アクションプラン実行 5)第6回テレビ会議 6)小冊子作成・まとめと報告の6つのステージに分けて実施する。



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[プログラム]

ポイント:是非とも協力しあわなければならない問題(環境問題)の確認、実現に向けての問題点の所在をはっきりさせる 

00:00 開会挨拶 (TIJ)

各校自己紹介  <帝塚山ー北京ー又石ー東京>」
00:10

パート1−「本当の豊かさとはl?」
     アンケートの前半(#1#2、#3、#4)の分析結果を基に各大学(国)独自の考えや、同世代      若者として共通していること   <北京ー又石ー東京ー帝塚山>

質問やアドバイスなど。

00:60

パート2−「環境問題ー解決へ向けてアジアの仲間としての共通意識とアクションへ向けて」
アンケート後半(#5、#6、#8)の分析結果を基に、大気汚染、水質汚染、ゴミ問題、オゾン層破壊、生態系破壊、騒音公害などで、問題解決に向けて実行できる具体案。特に空や海や大地などでつながっているアジアの隣人として、また同じ東洋文化圏の一員として、共通の解決策はないか?など
   <又石ー東京ー帝塚山ー北京>

質問やアドバイス

02:00 「第6回」に向けて
02:20 終了


[参考資料;アンケート調査とリサーチ]


   アンケート原案作成  1999年9月 /TIJ

@ 今、あなたが一番関心を持っていることは何ですか。
A 今、あなたが一番大切にしていること(物)は何ですか。
B あなたが豊かさを感じるのはどんな時ですか。
C あなたが豊かさと引き換えに失ったと思うことは何ですか。
D どんな環境問題に関心がありますか。身近にある環境問題は何ですか。
E 自分の問題として、どう受け止め、具体的にどんな行動をおこしていますか。
  (どんな小さな行動でも、気をつけていることを書いてください)
F 阪神・トルコ・ギリシャ・台湾など大地震が起こっていますが、災害も含め  
   ボランテイア活動をしたことがありますか。
G これからの世界で「共生」をキーワードに、先進国の物質的な豊かさと発展途上国とのバランスをどう調整できると思いますか。

  [TIJ報告より抜粋]

  2月15日はテレクラス会議第5回アジアフォーラムがありました。北京サイト(北京大学)・ソウルサイト(又石大学)・東京サイト
(東京大学・東京都立大学)・大阪サイト(帝塚山学院大学)の4地点を多地点接続したTV会議です。 初めて画面分割方式を
経験しました。 従来の音声を捉えてサイトが移動する方式と比べてどちらが使いやすいか、まだ分りません。
各サイトで集めた大学生達へのアンケート350枚程の集計結果を基に、環境に関する対話が中心でした。 この3月15日には
第6回が北京・ソウル・大阪サイトを再び結んで行われます。「環境に関する対話その2」です。

テレクラス事後アンケートは第78回テレクラス国際会議 第6回アジアフォーラムのページにあります。
ご覧下さい。

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