第73回テレクラス国際会議

葺合高等学校(神戸)
フェニックス高校(スウェーデン)

♪英語版♪
(アウトライン、プログラム、アンケート)
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[開催要項]

テレビ電話・テレビ会議で進める国際理解教育
「テレクラス・ザ・ワールド」
第73回 テレクラス国際会議

行事名 : 第73回 テレクラス国際会議葺合ースウェーデン編
主催: テレクラス・インターナショナル・ジャパン
財団法人マルチメデイア振興センター
日時: 2000年1月19日(水)
4:30 −6:00 pm(JST) 、8:30 - 10:00 am (スウェーデン)
場所: 日本:葺合高校AVルーム
スウェーデン:フェニックス高校 theater
基本テーマ 「世界を感じる瞬間」
"Touch The World, Touch The Future"
通信手段: 国際ISDN回線サービス・国内INS64サービスを 利用した国際会議
     
日本 端末機:京セラKV6200
     
ISDN番号: 日本:81-78-230-1490
FENIX :46-393-79002, 46-393-79003
連絡用
電話番号:
日本:tel ; 81-78-271-5612  
FENIX:46-393-78759
テスト日時: 1月18日 17:00(JST), 9:00(Sweden)
参加校: 日本:神戸市立葺合高等学校 tel:81-78-271-5612 ,fax:81-78-271-5614
Sweden:Fenix High School (http://www.vaggeryd.se/utb/fenix.htm)
担当者 葺合:桝井 伸司 先生、クリスティン先生
スウェーデン:Ms Johanna Lundin, Mr. Henrik Ader 
開催趣旨: 交流相手と会い、日本・スウェーデンそれぞれの国のファッション(歴史的なもの・現代的なもの)をお互いに紹介しあう。スウェーデン-日本インターネット交流のまとめ。
サブテーマ: General Introduction of Sweden/Japan '



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[プログラム]

トピック:ファッション・楽器・ポップミュージックの紹介

タイムスケジュール: 

1イントロダクション 葺合高校生の自己紹介
フェニックス高校生の自己紹介
2 フェニックス
 プレゼンテーション
伝統的なスウェーデンの服装の紹介
 ー音楽にのせて
3 葺合 
 プレゼンテーション
1.琴の紹介(1分)
  着物の紹介のバックグラウンドに琴を流す
2.着物と浴衣の紹介(5分)
3.袴と太鼓の紹介
4 フェニックス
 プレゼンテーション
音楽にのせてお祭り用の服紹介
 (Lucia, Midsummer and Easter )
5 葺合
 プレゼンテーション
日本の制服紹介 (2,3分)
6 フェニックス
レジャー用ファッションの紹介 (ハンティング、仕事、通学)
7 葺合
日本のファッション ー男の子、女の子のファッション紹介 (5分)
8 フェニックス パーティー用のファッション紹介(卒業式、ミレニアム)
9 葺合 日本の小学校で習う楽器の紹介 (ピアニカとリコーダー)
最近の曲紹介
10 フェニックス 音楽にのせて結婚式の紹介
11葺合  音楽の生演奏
12 Q & A (25分)

参加生徒:葺合:3年生 英語クラス 17人

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[アンケート結果]

○印の当てはまるところを塗りつぶしてください。また、空欄(    )には具体的に書き込んでください。
. 小学校  中学校  高校−7  大学  その他−  性別 :男性−2  女性−4  回答なしー1

2. 3年生− 7

3. 海外居住又は留学経験はありますか。: 無 −6  有 一年未満 - 1
  そこでは主に何語で教育を受けましたか: 英語ー1

4. テレビ電話・テレビ会議などテレクラス経験は今回で何度目ですか。

  1回目−6、 2回目−1

5. 総合評価: 楽しかった−6、 まあまあ −1、 つまらない−0

6. 今日の交流のためどんな手段を利用して用意をしましたか。(当てはまるものすべてに印を)
  図書館    新聞     本 - 1    インタビュー    ビデオ−1   インターネット(ウェブ)−6 
  E-mail    現地訪問   その他    


7. テレクラス会議で話し合いたい関心事はなんですか。(当てはまるものすべてに印を)
  音楽−5   スポーツ−2   学校・受験−3   イジメ−0   人権−0
  ボランティア−1   環 境−4   食習慣−5   健康−1  高齢化−0

8. この会議後、次の項目に関するあなたの関心はどの程度ですか。
 A   B  C D E
英語力を高めたい  7 
相手国の言語を学びたい  1
相手校との共同研究をしたい  1
相手校との共同作品・ゲームをしたい  3
交流相手と友達になりたい  4
相手国・自国の出来事・文化に注意を払いたい  5
世界の出来事・文化に注意を払いたい  3
交流相手との生活情報に注意を払いたい  4
本・新聞・雑誌などの情報に注意を払いたい  1
インターネットなどの電子情報に注意を払いたい  2


9. 他にどの国(地域)に関心があり、交流をしたいですか。(国名:カナダ・アメリカ・中国・韓国・イタリア・モンゴル )                  
  東南アジア−1   中央・西アジア−1    ヨーロッパ−1
  北アメリカ−2    南アメリカ−0     オーストラリア−0     アフリカ−2

10. 語学の授業で特に力を入れて習いたいことはなんですか。(当てはまるものすべてに印を)
   リスニング−4   ライティング−2   文法−1    速読−1   多読−0
   日常会話−6    スピーチ−4     討論−1   タイプ−0   その他-1(表現)

11.一週間の英語授業時数は: 8時間以上ー7

12. テレクラスを利用して海外の高校生と接触することは、あなたにとって有意義だと思いますか。
               有意義   そうは思わない   関心がない

  a. 語学上達の面で:   5        2             0
  b. 国際理解の点で:   7        0             0 

13.今後Teleclass会議があれば参加したい。 はい−7,  いいえ−0   

14. 会場の設定(机の位置など変更したい点 )
   ・ もう少し映像(モニター)が大きくて見やすければ良かったと思う。
   ・ 今度するんだったら、部屋をもっと飾りたい。
   ・ 今日の感じでよっかたと思う。
   ・ 相手の国みたいに、きれいな所でしたかった。
   ・ もうちょっと広い部屋がよい。
   ・ もっと見やすく。
   ・ 向こうみたいに、用意しているのが見えないのが良かった。
   ・ きれい度の差が激しすぎた。

15. 最も印象に残った箇所は、どこですか。
    ・  高野君のキャラクターは、すぐにスウェーデンのみんなにも受け入れられていた所  (三味線をひいていた人)         ・ 一緒に笑えた。
    ・ 相手の国のダンスパーティのスピーチをしている女の子の白いドレスが、きれかった。文化の違いを感じた。
    ・ 音楽で演奏したところや、SWEDENの人たちのいろんな服が見れてよかった。
    ・ 最後の質問しあったところ。
    ・ Traditional cloth.


16. 今日のあなたの発表はいかがでしたか。
    ・ あんまりはっきりと流れを理解していなかったのでスムーズにすすまなかった。
    ・ 私は着物の紹介をしたけど、相手国にどれだけちゃんと伝わってるかが少し気がかり。
    ・ スムーズにいったと思う。
    ・ ピアニカで"さくら さくら"を演奏しました。間違わずにできて、良かったです。
    ・ 失敗したのがざんねんだった。
    ・ してない。


17. また同じ機会を持てれば、どんなトピックについて語りたいですか。
   ・ 若者の文化
   ・ 趣味について(どんなことをして遊ぶか?いつ?どこで?)
   ・ 何が流行っているか?何になりたいか?
   ・ せっかくテレビなのだから、目で見て楽しめるようなもの。(xe:家や街など)
   ・ 音楽(日本にもたくさんの音楽があるからきっと外国にもあると思うし、このたくさんの日本の音楽を伝えたいと思うから)

自由に書いて下さい

    ・ 正直言ってセンターとかをはさんでいてその上期末テストの前日だったのでつらかった。もう少し違う日だったらもっと楽し     めたし、準備もできたと思う。FAの授業以外で準備するのも結構大変だったのでドタバタしてしまった。
     でも、インターネットを使っていろいろ調べたりする事でパソコンを使えるようになったのがうれしかった。
     最後に、最後の授業の日にクラスで団結して、モーニング娘を踊ったことはいい思い出になった
     文化祭の前日みたいなワクワクした気持ちはもう味わえないと思っていたけど、最後に味わえて良かったです。
     楽しい思い出をありがとうございました。
   ・ テレクラスは今回が初めてだったのだけど、すごく楽しかったです。
     リアルタイムでおしゃべりや意見が交換できるのはすごい貴重なことだし、なかなか出来ることじゃないので、
     できてよかったです。これからも機会があればやってみたいと思います。
   ・ 今回の会議の日が、入試の前だったので、ちょっとつらかった。
   ・ もっと相手国に質問したかったけど、入試のおかげで、満足いくほど聞けなかった。
   ・ もっと準備しとけば良かったと思いました。でも、思っていたよりも、上手にできて良かったです。 
     今まで国の名前しか知らなかったけど、今回を通して、いろんなことが知識となりました。
     日本のことも、相手にわかってもらえて良かったと思います。欲を言えば、もっと鮮明な画像になってほしいなぁと、
     思いました。
   ・ とても有意義な話し合いができてよかったと思う。
   ・ 積極的に参加したい。
   ・ 時期がこの時期だけに、気乗りしてなさそうだったので、どうなるかな?と少し不安だったんだけど、
     1組らしく始まる1時間前から突然皆のりだして、協力してできたと思います。
     スウェーデンの人たちが用意していた服は伝統的なものから現代のものまで様々で、
     スウェーデンの事を少しはわかるようになったと思う。楽しかった。向こうはどうだったんだろう…??

                   ♪♪ Thank you very much Mahalo Arigato ♪♪ TIJ Office ♪♪


[テレクラス・テレビ会議 アンケート(教師用)]

                                            学校名:神戸市葺合高等学校Y 氏名:桝井 伸司
1. 総合的な感想を。
  とてもうまくいったと思います。

2. 今回の実施に向けて、経過・準備などをお書き下さい。
  レポートに書いた通りですが、会議の前のやりとりがとても大事だと感じました。

3. ご苦労された点はどこでしたか。
  ボリュームの問題を少し感じたので、ミキサーが必要だと思いました。

4. 授業時間はどれぐらい・またどのように使われましたか。
  2(1.5)時間で交互にファッションを中心に文化紹介を行ないました。(1時間+30分のQ&A)

5. 今回、生徒の準備についてどのようにサポートされましたか。
  スクリプト作成、衣裳の面で多くのサポートを受けました。

6. 相手校の先生との打ち合わせに、e-mailをどのように使われましたか。
   メーリングリストを作って調整しました。

7. 相手校生徒の印象や、会議の流れについての感想。
   昨年末から準備していたので、スムーズに進行したように思います。

8. テレビ会議の使い方についてお考えを書いて下さい。
  TV会議は単独で行なわれるのではなく、ネットを利用したプロジェクトの一環として利用すればより効果的だと思います。

9. 相手校との今後の交流について、どうお考えでしょうか。
  今後も続けていきたいと思います。

10.今回のテレクラス実施は生徒にどのような影響を与えましたか。
   語学学習・コミュニケーションの点:コミュニケーションの手段としての英語を再認識出来たのではないでしょうか。
               国際理解の面:実際にTVを通して映像をみることで、より理解が深まったと感じます。
                     
11. 国際間テレビ会議・テレビ電話交信などテレクラスをより効果的に利用して頂くために、
   どのような視点、準備・やり方等が考えられますか。 率直にお聞かせ下さい。

   今までにテレクラスを行なわれたプログラム(時間表)、プラン例などをまとめて実施校に配布してはどうでしょうか。

12.より多くの校内・国内・国外の生徒の参加を得るために、今回テレクラス報告をする何か手だてや予定が
  ありますか.

   テレクラスの宣伝用ビデオ(場面、利用法の感想などを10分程度に編集)を作ってはいかがでしょうか。

                     ♪♪ Thank you. Teleclass The World office♪♪



[事後報告・メールより]

昨日、葺合高校(神戸)でテレクラスがありました。相手はスエーデンのFENIX高校です。英語科3年生の昨年4月から英語科で取り組まれた「スエーデンとのインターネット交流」Project SーJと名づけられたプロジェクトの最後を飾るテレビ会議でした。
桝井先生の書かれたプロジェクト概要と拝見すると、一学期・二学期の情報収集・レポート作成・BBS・Biopoem・新聞・FENIXの先生を迎えてなど、様々な学習展開があって、その結果が昨日のテレビ会議に凝縮されていたようでした。 担当のクリステン先生も、プロジェクトの最後のクラスとして、クラスの生徒達と共に、その成果をとても喜んでおられました。私もテレクラスがこの様な一年を通じたプロジェクトのフィナーレに使われたことに、嬉しさがこみ上げてきました。
スエーデンのFENIX高校では、校内のシアターが会場で前面の大型スクリーンに葺合高校生達が大写しになっている模様でした。こちらは、3台のTVモニターと葺合側映像モニターが一台。 やはり音声に気を使いました。マイクの使い方や靴音。用紙の触れる音。バックのサウンドの捉え方。床の敷物。。。などミュートにしたり、外したり、モニターの音を上げたり下げたり。途中で疲れてしまって、桝井先生にお任せ。ミキシングがあればいいのになあ。。と思ったことです。公立校でも、これから国際交流やマルチメデイアという流れにあった、機器の完備した施設が欲しいなあという桝井先生の独り言がありました。
カメラ操作はクラスのひとりが、非常に上手かった。これも唯、撮っていればいいというものではなくて、場面場面でどう撮るかによって、相手の印象や理解度は随分と変るものです。大事な箇所での滑らかなアップ。アングル。取り方のセンスが物を言います。   以上、簡単な報告です。
                 <TIJ高木>

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