2003アイアーン国際会議の報告

全日本教育工学研究協議会(JAET)〜沖縄大会 分科会発表〜 
平成15年11月1日 沖縄尚学高等学校


2003iEARN国際会議
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沖縄大会公式サイト/  あかねベアの沖縄日記

分科会NO.713-89

○オンライン国際協働学習と教師による国際会議の相乗効果

〜アイアーン国際会議日本開催を通して〜

教育者が「世界の子どもたちのプロジェクト」と語り始める時、未来教育の箱は開けられる。未来教育が、地上に生きるものの安全と平和を、子どもたちの教育を通して実現へ導くと定義した場合、情報技術の発展が、教育の分野においても、グローバルな未来教育を可能にし、教育者の意識を自国のみの教育から、世界の教育へと転換させたといえる。ここでは未来教育を現在進めているiEARN(アイアーン)とその国際会議について説明するとともに、それらの相乗効果を述べ、更に日本の学校の積極的な参加に必要なステップを提案した。  

 

高木 洋子
NPO法人グローバルプロジェクト推進機構JEARN (yoko@jearn.jp)
 

714 -107

○Hyogo夢舞台より世界へ、ネットワークコミュニケーションの架け橋

〜2003iEARN国際会議inJAPANでのICTとHyogo未来教室プロジェクト〜

10回iEARN国際会議が兵庫県淡路夢舞台国際会議場で開催され世界からiEARN教育関係者と子供たちがSARS問題を乗り越え、兵庫県淡路島に集まった。感動の開会式から閉会式まで様々な大成功を収めた背景で、ICT環境が果たした役割は大きい。手作りのICT環境を紹介し「兵庫県教育情報ネットワーク」の活用、ICT担当としてのボランティアが果たした内容とそのノウハウを活かした学校現場における情報教育実践への効果を紹介した。  

協働発表者:
薮内昌彦:CRCテクニカル株式会社 (2003iEARN国際会議ICT部会長 yabuchan@poporo.ne.jp)

上谷良一:兵庫県教育委員会 (JEARN理事:ryo@hyogo-c.ed.jp  



佐藤万寿美
兵庫県立西宮今津高校 (2003iEARN国際会議 ICT部会
ボランティア:
 
m
asato@hyogo-c.ed.jp)

715-110

NPOと学校教育との連携  国際交流学習実践報告

〜 ICTを活用した絵と歌による交流 〜  

ICT(情報とコミユニケーション技術)の発達にともない、グローバルな教師のネットワークが出来、インターネットを活用した国際交流プロジェクト学習の輪が広がってきている。総合的な学習の時間の導入で、「平和について」をテーマに、中学生が絵と歌で自らのメッセージを表現した。そのメッセージをアイアーンの世界へ発信、共有し、世界とつながった交流が始まった。交流は広がり、深まり、2003アイアーン会議開催地、兵庫県・淡路島で、世界各国参加者の「平和への願い」を結集させた。その未来の教室プロジェクトの展開を報告した。  

協働発表者:
上野 浩司沖縄尚学高等学校 JEARN沖縄 
横山 基晴:広島市立宇品中学校
長田寿和子:神戸市立湊中学校
岡崎
あかね:高槻市立第一中学校
 

岡本 和子
NPO法人グローバルプロジェクト推進機構JEARN (kazuko@dd.iij4u.or.jp

716-111

○国際交流学習の実践を通して見たiEARN国際会議

日本とロシアとのテディベアプロジェクト交流から

総合的な学習の時間が導入され、国際交流学習に取り組もうとする学校が増えるなか、これまで以上に国際交流学習に対する関心が高まってきている。2003年7月、世界的な教育者のネットワークであるInternational Education and Resource Network(以下iEARNと表現する)の国際会議が日本で開催された。本発表では、iEARNのプロジェクトに取り組くんだ実践を報告すると共に、実践の成果発表の場であり、かつ交流相手との出会いの場もあるiEARN国際会議の意義について考察した。  

協働発表者:
増田恵理香兵庫県立尼崎南高等学校
岡本和子:JEARNひょうご
上野浩司沖縄尚学高等学校、JEARN沖縄  

納谷 淑恵
兵庫県立尼崎南高等学校、
大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程
JEARN (naya@lapis.plala.or.jp)

○○○

沖縄尚学高等学校の玄関で
2003年夏の甲子園大会に
出場した野球部員に声をかけました。
彼の瞳は輝いていました。

岡崎あかね(左)さんが、沖縄での
日本教育工学研究協議会全国
大会の報告をテディベア、いや、
アカネベア風で配信。


 

   (文責 岡本和子@広報)

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