原詞・メロディ/主旨/学校独自の取り組み


*旋律(mpeg3)

Time has come to change

Time to find new life,

No more looking back,

Let's forgive the past.

 

Take my hand, friend,

We'll go on as one

To a different world,

The Third Millennium.

 

ミレニアムソングは、スペインのバスク地方の古い旋律を元にしているそうです。フランシスコ ザビエルはじめイエズス会の宣教師はバスク人が多かったこと、安土桃山時代に伝わったという音楽をテレビで聴いたときに、現代の西洋の旋律というよりも日本の旋律に近いなと思ったのと(音楽評論家も日本がかなり影響を受けているようなことを言っていました。)

その両方があるのか、とても親しみやすい旋律でした。ただ、音楽として言葉を載せると、日本語は、かならず母音がつくので、シラブルで単語を置いていける言語とはまったく違った苦労があるかと思います。

訳は、ミレニアムの概念がキリスト教からきているので、そのままでは、日本人には、ぴったりこないのではないかということで、曲とオリジナルの歌詞からイメージを膨らませて、かなりの意訳となっています。その分、ひとりひとりの個性や解釈がでて、自由度も高まった面白いものができるかと思います。(芥川尚子記)

*メロディーは以下で聴くことができます。
10ヶ国語、54バージョンにおよぶ翻訳がされています。

http://www.econ.upf.es/~michael/m-song/
index.htm

 

*主旨(目的)

1.音楽という世界共通のコミユニケーション手段をつかって、同じ地球のこどもという一体感を体験する。>平和の大切さ

2.同時にその国や土地の服装を装い、楽器をつかうことで、自分たちの国の文化や歴史を調べ表現することを学ぶ。

3.それぞれ参加者の服装・音楽楽器・音楽を通した国民性を知り、異文化を理解し受け入れる。

4.英語の原詩を日本語にによる詩を替える。必ずしも翻訳がいいわけではない。内容を理解した子供達の感性を大切にした詩にしたい。

5.このプロジェクトの全体を把握することから、詩の作成、日本を表現する服装や楽器の選択、発表の練習、ナレーションの準備、背景の工夫など一つのグループかクラスのプロジェクト学習としてとらえる。

6.ポートフォリオ作成を体験する。

 

*学校独自の取り組み

1.英語の原詩を書き出して、その内容を子供たちに知らせる。

2.それをひとりひとりが詩にする・発表する一遍を選ぶ。

3.多少の編曲はよいが、大きく外れない。

以上学校独自のミレニアムソングを作成する。