第60回テレクラス国際会議
第2回 旭川ービクトリア テレクラス デイ
パート1旭川明成高校ーBairnsdale SC
北海道通信 日刊教育版 |
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◆ 旭川明成高等学校のホームページから
ライブ中継ビデオで会議の様子が見れます。
http://www.hokkai.or.jp/asahikawameisei-h/kaigi.htm
テレビ電話・テレビ会議で進める国際理解教育
「テレクラス・ザ・ワールド 1998」
第 60回 テレクラス国際会議
[開催要項]
行事名 :第 60回 テレクラス国際会議
第2回 旭川・ビクトリア テレクラス デイ パート1
主催:テレクラス・インターナショナル・ジャパン
財団法人マルチメデイア振興センター
日時:1999年5月22日(土)
9:00ー9:40am(JST)、10:00ー10:40am (AU)
場所:旭川:旭川明成高等学校 2階 OA実習室
ビクトリア:Bairnsdale SecondaryCollege
基本テーマ: 「世界を感じる瞬間」
"Touch The World, Touch The Future"
後援:文部省、外務省、郵政省、旭川市教育委員会 国際電信電話株式会社
協賛:BBCC(新世代通信網実験協議会)教育システム MINE
協力:デジタル寺子屋(インターネットライブ中継)
通信手段:国際ISDN回線サービス・国内INS64サービスを利用 した国際会議
日本:端末機 京セラKV6200
ビクトリア: VTel Smart conference
ISDN回線番号: 日本:81-166-59-2215 AU: 61-3-515-00610
連絡用電話番号:
旭川明成:(TEL) 81-166-51-3220 (FAX)81-166-52-2151
Bairnsdale:(TEL)61-3-515-22602 (FAX)61 3 5152 1484
テスト日時: 1.TIJオフィスービクトリア 3サイト
5月17日(月)11:30 ー 12:30(JST)、12:30ー1:30(AU)
2. 旭川明成高校ービクトリア3サイト
5月21日(金)16:00ー16:30(旭川)、17:00ー17:30(AU)
参加校:旭川 旭川明成高等学校;旭川市緑町14丁目 tel:81-166-51-3220, fax: 81-166-52-2151
ビクトリア:Bairnsdale Secondary College
tel:61-3-515-22602, Bob:61-3-5152-6100
fax:61 3 5152 1484 (Bairnsdale S.C. Junior Campus).
担当教師:旭川明成高等学校:太島篤子
先生
Bairnsdale Secondary College: Mr.Bob Carter、Ms Etsuko Kato
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[プログラム]
パート1 第60回 明成高等学校ーBairnsdale Secondary College
トピック:1. 日本とオーストラリアの年中行事 2. フォスタープラン
タイムスケジュール:9:00〜9:40
00:00 オープニング
00:05 明成高校 プレゼンテーション
正月 ひな祭り 子供の日 クリスマス バレンタインデー
フォスタープランについて
Bairnsdale プレゼンテーション
Australia Day, St.Valentine's Day, ANZAC Day,
Easter and Christmas
00:35 クロージング
00:40 終了
MC: 旭川:2年生 生徒2名、ビクトリア: 生徒2名
システム操作: 旭川:3年生1名、ビクトリア:Bob Carter
参加生徒名:旭川:3年生 3名、2年生 5名、1年生 8名
ビクトリア:Yr7 1名、Yr8 3名、Yr9 2名、Yr10 4名
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[TELECLASSアンケートより]
高校生 12名 男子 4名 女子 8名
学年/学科 1年生 7名、 2年生 4名、 3年生 1人
商業科 10名、 普通科 2名
海外居住又は留学経験はありますか。 : 無 12名
テレビ電話テレビ会議などテレクラス経験は今回で何度目ですか
1回目 7名、 2回目 5名
総合評価: 楽しかった....5名 、まあまあ.... 3名、つまらない.... 4名
今日の交流のためどんな手段を利用して用意をしましたか。
図書館 6名 、 新聞 6名 、 本 2名、 インタビュー 8名
テレクラスを利用して海外の高校生と接触することは、あなたにとって有意義だと思いますか。有意義 そうは思わない 関心がない
a. 語学上達の面で: 7 名 3名 2名
b. 国際理解の点で: 7 名 2名 3名
今後Teleclass会議があれば参加したい。 はい 6名、いいえ 6名
最も印象に残った箇所は、どこですか。
・ 緊張していて覚えていない
・ 相手と繋がった時
・ 北校の漫才
・オ−ストラリアの人の日本語、映像、好きなお菓子、ピカチュウとドラ エモン、好きなゲ−ムがダンスダンスレボル−ションだったこと
また同じ機会を持てれば、どんなトピックについて語りたいですか。 ・流行の遊び ・文化について ・ 環境汚染について
自由に感想を書いて下さい。
・緊張したけど楽しかった 2名
・長時間で疲れた 2名
・相手の英語が全然分からなかった 1名
・今度はもっと上手に話したい 2名
・私ならTVゲ−ムについてもう少し詳しく語れるかもしれないと思った
・ゲ−ム機や、専用コントロ−ラを持ってくれば良かったと思う。
・今回で最後になりましたが、貴重な経験をさせて下さって本当に感謝しています。本当に有難うございました。
♪♪ Thank you very much Mahalo Arigato ♪♪
テレクラス・テレビ会議アンケ−ト(教師用)
学校名 明成高校 氏名 太島篤子、米坂純香
1、総合的な感想を。
こちら側も相手側もよく練習し、頑張っていたようで本当によかったです
2、今回の実施に向けて、経過、準備などをお書き下さい。
昨年に続けてということで、今回実施されました。本格的な準備は4月に入ってからでした。
3、ご苦労された点はどこでしたか。
生徒同志のメ−ルでの連絡などで、内容を深めたいと思いましたが出来ま せんでした。
4、授業時間はどれぐらい・またどのように使われましたか。
コンピュ−タ部の活動ということで、放課後に活動しました。
5、今回、生徒の準備についてどのようにサポ−トされましたか。
全体的なことは生徒にまかせ、細かい所はアドバイスしました。
6、相手校の先生との打ち合わせに、e-mailをどのように使われま したか。
2、3度、会議の内容についてe-mailを使いました。
7、相手校生徒の印象や、会議の流れについての感想。
・ 一生懸命聞いてくれて嬉しかったです。会議は昨年よりスム−ズに流れ るようになったと思います。
・ とても楽しそうに話していたのが印象に残りました。
8、テレビ会議の使い方についてお考えを書いて下さい。
2度のテレビ会議を通して、だいぶ慣れてきたと思います。
これからは、さらに内容を深めて、自分達に直接にかかわっている問題 について話せたらいいと思います。
9、相手校との今後の交流について、どうお考えでしょうか。
・来年以降も続けて行きたいと思います。
・またこのような機会があればいいですね。
10、今回のテレクラス実施は生徒にどのような影響を与えましたか
語学学習・コミュニケ−ションの点:
作った英文を相手に理解してもらえたという思いをもったと思います。
国際理解の面:日本と外国の文化の違いに少しふれることが出来ました
11、国際間テレビ会議・テレビ電話交信などテレクラスをより効 的に利用して頂くために、どのような視点・準備、やり方等が考 えられますか。
準備としてe-mailをもっと使い連絡を蜜にしたい。
12、より多くの校内・国内・国外の生徒の参加を得るために、今回テレクラス報告をする何か手だてや予定がありますか。
MLの活用。
[学校名 車川養護学校 氏名 早乙女浩子]
* 総合的な感想
参加されている生徒さん達の表情がとても良かったと思います。
明成高校のプレゼンの様子はインタ−ネットのライブ中継で少し拝見しました。新しい取り組みすばらしいですね。
旭川北高校は難しいテ−マも選んでいましたが、事前にe-mailなどで打ち合わせておくと、もっとデイスカッション出来たような気がします。
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[TIJ 感想]
テレビ会議も2回目となり、明成高等学校の生徒たちは前年度のビデオを参考にして、今年の準備に臨んだようだ。生徒たちは、前日の会場設営から後片付けまで、自分達で本当に熱心に取り組んでいた。コンピューター部ということもあってコンピューターを相手に発音の練習をするなど生徒が積極的に準備をした様子もうかがえた。実物や絵を使って、年中行事の紹介、そしてフォスタープランという難しい問題についても紹介しあったが、もう少し事前にメール交換等により詳しい打合せができていれば、もっと深いところまで話しができ、さらに良いものとなったと思われる。そのためには、事前準備の時間が必要となる。また、音声面でもハウリングを避けるためにミュートをかけていたため、互いの反応を自由にやり取りできないもどかしさが残ってしまった。これを改善していくことが、今後の課題といえる。
今後の取り組み方としては、生徒が自分のメールアレスを持っているので、これからもメールによる交流が進むことを願っている。また、生徒のアンケートによると、英語力を高めたいと思っている生徒も多く、この会議が語学学習や国際理解に役立つと考えているようだが、年に一度のテレビ会議だけでは生徒も慣れるところまでいかず、用意した文章を読み上げるのが精一杯となっしまうので、メール交換を含めた共同学習や国際交流がもっと頻繁に行なわれる環境作りが望まれる。
<文責 TIJ 赤木>