Teleclass Conference #54

The 1st ASIA FORUM


Sorry, we have only Japanese version.

TELECLASS THE WORLD

#54テレクラス国際会議:アジア フォーラム

韓国 又石大学      香港大学

[全事業概要]

1 主催 :テレクラス・インターナショナル・ジャパン

    財団法人マルチメデイア振興センター

2 実施期間 :1999年 3月

3 事業目的 :北京大学100周年記念をきっかけとして、日本近隣諸国の大学に参加を呼びかけ、ISDN国際回線サービスを利用した大学生による動画カラー多地点接続国際テレビ会議をシリーズで開催する。 日本語習得に関する問題点とその解決、また、習得した日本語の活用の一つである、日本語による討論をテーマに沿って進めることにより、各々に異なった社会に生活しながらも、互いに共生の意識を育て、アジアにおける隣人としての助け合いネットワーク構想を練ることを目的とする。

4 事業内容:

(1) テーマ「アジア・未来・ネットワーク構想」

(2) シリーズ テレクラス会議内容

3回のTVテレクラス会議: 日本語による討論

ホスト校:帝塚山学院大学

 北京大学 日本研究中心 

香港大学 日本研究学系

又石大学 日語日文学科

東京大学 東洋文化研究所

(3) TVテレクラス会議日時

第1回 3月2日火曜日 10:00(日本・ソウル)―12:30

              9:00(北京・香港) ―11:30

第2回 3月2日火曜日 14:00(日本・ソウル)―16:00

             13:00(北京・香港) ―15:00

第3回 3月10日水曜日10:00(日本・ソウル)―12:30

              9:00(北京・香港) ―11:30

(4) 日本語による討論

以下の中から、ホスト大学の選択とする。ホスト校は事前に各回テーマに沿ったアンケートなどを実施して準備し、当日の討論内容を深める。

1.国際理解・国際交流:互いにアジアの良き隣人であるために

2.環境と暮らし   :アジア環境・地球環境を守る

3.情報とネットワーク:グローバル化,スピード化への対応・世界へ発信

4.未来と私たちの課題:アジアの仲間としてのつながり・世界とのつな  がり

5.まとめ:アジアの他の大学への呼びかけ・ネットワーク作り

第1回・第2回は、トピック毎の現状把握と問題提起とする。各検討課題を宿題として持ち帰り、第3回は具体的な提案と他の大学への呼びかけについて討議する。

(5) 使用回線:INS64回線・国際ISDN回線2B(128kbps)

(6) 使用通信機器:国際規格テレビ会議システム

(7) 会場:

KDD大手町テレビ会議室/東京大学 参加学生

KDD大阪支社テレビ会議室/帝塚山学院大学 参加学生

BTA公衆テレビ会議室/北京大学 参加学生

KDDソウル事務所テレビ会議室/又石大学 参加学生

香港テレコムテレビ会議室/香港大学 参加学生

(8)使用言語 日本語

5 後援:外務省、郵政省、朝日新聞、国際電信電話株式会社大阪支社

6 助成協賛:東京三菱銀行国際財団、帝塚山学院大学

BBCC教育システムMINE

(Multi-Media Interactive Network for Education)

7 参加大学・参加大学生

北京大学 日本研究中心 大学生 北京 4名

香港大学 日本研究学系 大学生 香港  5名

又石大学日語日文学科 大学生 ソウル 5名

東京大学 東洋文化研究所 大学生・留学生 東京 3名

帝塚山学院大学 国際理解研究所 大学生 大阪 9名

8 本事業の意義

東アジア3カ国5大学が集まり3回にわたって開催される本事業は、各参加者が多額の出費をして海外の国際会議会場へ出向くことなく、高度通信 システムを利用することにより、居ながらにして複数のアジアの国々と同 時に会議を進めることができます。テレビ会議用スクリーンを会議用テーブルに代えるこの「テレビ国際会議」効果が、「オフライン国際交流」効果にどの様に迫れるかを比較しながら、テレビ会議の独自性を活かした新しいスタイルの大学間国際共同研究を展開します。

動画カラーテレビ会議は、電子メール交信に比べて視聴覚に訴えた、より多様でダイナミックな表現ができ、プレゼンテーション・コミュニケーションには、最高の手段であります。研究発表・共同作業・討論は、表現に様々な工夫が凝らされ、学生の独創性を刺激し、豊かな表現力を養うことが出来ます。

また、同じアジアを生活の地として生まれ、日本語を媒体として交流出来る者同士が、仲間としてのネットワーク作りを目指し、共通の関心事・問題点を発見し、現実的に具体的に出来る問題解決の道を探り、またアジアの未来のビジョンを語る場とします。

多数の学生が参加できる通信機器を利用したテレビ会議は、活発な意見交換や意見発表を促し、また互いの意見を尊重しながら物事を進める体験を通して、国際間活動の基本である主体性と協調性を育むいい機会となります。

このような若者の回数を重ねる交流が、互いにアジアの隣人として助け合い、住み易く働き易い環境を考えるきっかけとなり、彼等の行動がアジアだけでなく世界の平和を視野に入れたものとなることを期待します。

9 背景

テレクラス インターナショナル ジャパンは過去10年間に渡り、主にK−12を中心に、テレビ電話通信(470回)・テレビ会議(46回)を世界各国と続け、財団法人国際コミュニケーション基金・同電気通信普及財団・同財団法人マルチメデイア振興センターなどの助成金を得て、通 信機器を使った国際交流・電子メールと組み合わせた国際共同学習などを進してきました。 テレクラス国内ネットのひとつ大阪府高等学校テレクラス研究会においては、アジア・環太平洋の国々を同時に4―5カ国接続する多地点会議を3回経験しております。

一方、テレクラス日本語交流担当は、財団法人国際コミュニケーション助成金を得て、アジアにおける大学の日本研究センターを中心にテレビ電話(商品名:ルマフォン)や日本語教材を寄贈し、人脈を築いてきました。今回の事業は、上記テレクラス活動の上に成り立つものです。

10 準備状況

1998年4月21日、テレビ電話(ルマフォン)による「北京大学100周年記念お祝いテレクラス交流」を行い、次ぎの「主要大学間事業推進者」に記載しております先生を結びました。その内容については別途資料を添致しますが、そのプログラムの中で、この大学生によるアジアフォーラム企画を提案し、全員の賛同を得る事ができました。また、国内外の会場となりますKDDにつきましては、KDD大阪支社の力添えで、会場と機器の使用を無料で提供していただける運びとなっております。

 参加大学の強い支持と財団などの助成を得る事で、この「アジア・未来・ネットワーク構想」事業を実現へと運ぶことができました。

11 事業主要推進者

北京大学 日本研究中心:   賈 恵萓先生 馬 紅娟先生

香港大学 日本研究学系 :  Dr. Dixon Wong 原 武道 先生  

又石大学 日本語日本文学科:朴 載勲 先生

東京大学 アジア研究部門 : 濱下 武志 先生  杉本先生

帝塚山学院大学 国際理解研究所 :米田 伸次先生  杉本 先生

*********************************

[プログラム シナリオ]

パート I 10時―12時30分 ソウル・東京・大阪

         9時―11時30分 北京・香港

00:00 開会 総合司会 テレクラス高木  

       各大学参加者による自己紹介

帝塚山学院大学―北京大学―香港大学―又石大学―東京大学

(注意:ミュート ボタン)

00:30 ホスト1:帝塚山学院大学

「国際理解・国際交流:互いにアジアの良き隣人であるために」

      3分 挨拶・トピックの紹介

      5分 言葉を柱としても国際理解

      5分 よき隣人としてのアジア同志の連帯感

     12分 各大学に意見を求める  北京―香港―又石―東京

          (アンケート結果なども参照)          

     10分  1ー3について全参加生が意見を交換    

      5分  まとめ

01:10 ホスト2:北京大学 

「環境と暮らし:アジア環境・地球環境を守る」     

       3分  挨拶・トピックの紹介

       5分  「『双島』環境の移り変わり」 

       5分  「揚子江をきれいにしよう」

       5分  「小さなことをして、大きなことになる」

       5分  「己の欲せざる所は人に施すことなかれ」           

      15分 各大学に意見を求めて討論に入る

香港―東京―又石―帝塚山  

       2分  まとめ

01:50 ホスト3:香港大学 

「情報とネットワーク:グローバル化・スピード化への対応

・世界へ発信」

       2分 HKUメンバー紹介

       5分 プレゼンテーション 1

       5分 プレゼンテーション 2

       5分 プレゼンテーション 3

      20分 質疑応答   帝塚山―北京―又石―東京

       3分 まとめ

02:30 閉会 総合司会

**************************************

[事前準備]

帝塚山学院大学からの質問

(第1回のホスト校:担当テーマ「国際理解・国際交流:互いにアジアの

よき隣人であるために」)

1.あなたは日本人についてどういうイメージを持っていますか?

(日本人のどんなところが好きですか?嫌いですか?)

2.あなたは中国人についてどういうイメージを持っていますか?

(中国人のどこが好きですか?嫌いですか?)

3.あなたは韓国人についてどういうイメージを持っていますか?

(韓国人のどこが好きですか?嫌いですか?)

*1〜3は自分の国のことにも答えて下さい。

4.どうして日本語を学んでいるのですか?

*日本人の場合、4.は中国語、韓国語を対象にお答え下さい。

5.他に学んでいる言語は何ですか?

6.「アジアのよき隣人であるために」というテーマがありますが、「よ  き」とはどういう意味だと思いますか?

7.「アジアのよき隣人であるために」あなたは何ができますか?

   また、何かしていますか?

香港大学アンケート

1.インターネット(www)で、世界中の情報が簡単に手に入れること  ができるようになりました。それを使ったことがありますか。ご感想  はどうで すか。

2.インターネットの発展につれて、これから世界のコミュニケーション  はどうなっていくとお考えでいますか。

3.通信技術の進歩につれて、世界中の人が顔を合わせることなしに直接  通信ができるようになりつつあります。それはいい事がかりだとおも  いますか。

4.ICQで友達を作る道具についてどうおもいますか。見知らぬ人達の  心が繋がっていくと思いますか。「友達」ってただのものになってし  まうと思いますか

5.インターネットについてどう思いますか。(インターネットを通して  世界各地と情報交換できることについて何か感想がありますか。)

6.外国の人と電子メールやICQで通信したことがありますか。それに  ついてどう思いますか。

7.インターネットで情報の交換がグローバル化、スピード化できる一   方、人と人の距離は近くなったのか、それとも遠くなったのか。人間  関係は強くなったのか、弱くなったのか。

8.インターネットが流行することにしたがって、伝統的な大学教育(教  室での講義)の価値が段々失われて行くと思うか。

9.グローバル化について、どうお考えでいますか。たとえば悪いです   か。いいですか。どうしてそうお考えでいますか。

10.ネットワークは人間関係に対して、どう思っていますか。たとえばい  いところが何ですか。よくないところが何ですか。

[自己紹介文]

帝塚山学院大学(大阪)

1.こんにちは、私はT.Sです。20歳、3回生です。3月14日に21歳になります。英語と中国語が少し話せます。中国語を勉強して3年ですが、簡単な会話くらいしか出来ません。英語も同じく弱いです。私は旅行が好きで中国にも2回行きました。10年前に行った時と去年行った時は、様子が代わっていました。中国は日々発展していて全く驚きです。

日本には中国と韓国から留学生や研修生など、たくさんいます。ですから普段から接することがあってボランテイアで研修生と楽しい会話のひとときを過ごします。皆さん熱心で1ケ月で大分日本語を話せるようになりす。私は日本の流行語を皆さんに教えて大笑いしています。ちなみに最近教えたのは「ガチョ−ン」です。中国と韓国の流行語を教えて下さい。流行語などは言葉のコミュニケ−ションがとりやすいですね。

2.M.S 帝塚山学院大学、国際文化学科、3回生、21歳です。

今まで学んできた語学は中国語(大学で3年学びました)と、英語( 中学、高校の6年間)ですが、実際、自分で生活している分では使ったことがないのでほとんど話せません。趣味は映画を見ることと、本を読むことです。人と会って話をすることも好きなので、今回のテレクラスで皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています。

3.K.Hです。中国語学習歴約3年にもかかわらず、ごく簡単なあいさつ程度しか出来ません。英語は中学から6年間学習したのに、恥ずかしながらこちらはもっと出来ません。今バイト先でカクテル作りの勉強をしています。お勧めは最初に作ったH子オリジナル・カクテル「ファ−ストキス」。淡いピンクは初恋色。そのお味は是非あなたにお試しいただきたい。悩みの多い21歳。

4.M.C、21歳、3回生。中国語と中国文化勉強中。

 宗教に興味あり。 でも無宗教。 お茶大好き、だけど紅茶は飲まない。夏は琵琶湖に泳ぎに行って、冬はスノボしてます。もうすぐ春になるので、春になったら、梅と桜を見に行きます。お寺や神社など古いものが好きです。こういうのを見ると、なんでこの時代に生まれなかったんだろう、でも生まれててもきっと農民だな−とか思って見ます。平安時代が好きだ。たこ焼き屋でバイトしてたので、焼くのがめちゃ上手いです。よろしく。ほな。

5.帝塚山学院で 中国語を勉強しているO.Kです。でも中国語は話せません。勉強はあまり好きではありませんが、人と接するのが好きなのでこういう場に参加させていただきました。私は日本人ではなく韓国人ですが、韓国語も話せません。だけど皆さんとお話したいです。皆さん友達になりましょう。年齢は21歳のギャルです。

6.A.E3回生、21歳。中国語学習歴約3年、話せない。趣味、旅行(一人旅ではない)、茶道(勉強中)。

昨年の6月からボランテイアで小学校に日本語教師として月2回のペ−スで行っている。1年生の中国の男の子をみている。中国語上達がこれからの私の目標。語学上達の秘訣を教えてほしい。環境問題には興味がある。思ってるだけでは何も変わらないので、なるべく実行するよう心がけている。

7.K.S、3回生、22歳。

  ・話せる言語−中国語(学習歴3年)、英語(学習歴6年 )

中国の大衆文化と古典文学に興味があり、中国、北京大学に1年間留学。今最大の関心事−ダイエット。皆さんいいダイエット法があれば教えて下さい。いままで試したダイエット−リンゴダイエット、ス−プダイエット、お菓子ぬきダイエット。

生まれ変わったら何になりたいか?  猫−自由そうだしかわいいから。

8.F.A、3回生。今まで学んだ外国語−英語、中国語

  英語の方は、中学、高校と6年間勉強しましたが、生の英語を聞くという機会があまりに少なく、ほとんど話すことが出来ません。大学生になってからは中国語の勉強を始めました。英語と中国語を比較すると、中国語の方が話せるのではないかと思います。(一般的にいうと話せない方に属すると思う)大学では日本語教育を専攻しています。その中で私は日本語を教えることの難しさを知った。一生懸命日本語を学ぶ外国人の姿もみた。勉強する方と教える方を通じて、語学の大切さを痛感しました。言葉(言語)だけではないけどあらゆる国の人が多くの言語を積極的に勉強出来る環境を作ることも大切だと思います。

9.G.A、21歳3回生。話せる言語−英語,中国語(どちらも少しだけ)

  私は外国(イギリス、フランス、スイス、バリ島、ネパ−ルなど)に一人で行くことがとても好きです。自分の感性を高め、異文化を知るためです。だから今回のテレクラスは進んで参加した。興味のあることはどんどんやっていくタイプです。コミュニケ−ションをとり、いろんな人と知り合うことで私は自分を高めていきました。一人で旅をすることでたくさんのことを学びました。私の一生のテ−マは"今出来ることは今、感じよう!"と"あるがままにゆったり生きよう!"です。これからも少しの英語と中国語で世界を周るつもりです。

今関心のあることは、環境問題です。自分を語らしたらずっと話続けられます。よろしくお願いします。

北京大学 (北京)

1.C.K 女性  中国語言文学学部修士1年生、1975年生

座右の銘:志さえあれば何でも出来る(有志者事覚成)

趣味:趣味が広い。歌も音楽もデザインも好きです。特に絵画とテニスが大好きです。日本文化について興味をもっています。

2.T.S 女性  北大東方学学部 修士1年生、1975年生まれ、

座右の銘:女の子として自ら進むべきだ。

趣味:バトミントンをやること、おいしい料理を食べること

日本文化のすばらしさ、とても感心するので、今は日本語というより日本人の長所を一生懸命勉強している。

3 S.T 男性  東方学々部 修士一年生

座右銘:結果より努力

趣味:小説を読むこと カラーOK

魅力:他人を思いやって誤解されても後悔なんかしないので、友人が多い

日本語を勉強する感想:偶然と日本語に出会ったけれども、段々好きになってきた。というのは、日本語の美しさ。日本人の美しさが私をしっかりひいているからだと私は思う。

4.S.S 女性   北大日本研究センタ−  修士1年

座右銘:ちいさなことをして、大きなことになる。

趣味:映画を見ること。本を読む。部屋を整える。旅行をすることなど

日本語について:日本語は勉強すればするほど、難しいと思うが、この困難はもっと日本語の興味を引く

香港大学  (香港)

1.C.R 「日本語と私」

私と日本語の出会いを考えてみれば、随分前のことです。確か、小学校3年の時だと思います。初めてクラス成績が一番になったので、おじいさんから「ファミコン」をもらいました。日本語が全然わからなくても、楽しく遊んでいました。でも、やはりゲ−ムの指示がわからなくては、ゲ−ムが進みません。つい約5年後、中学2年の時、日本語を学ぼうと決心しました。あっという間に4年が経って、しかし、私は日本のニュ−スはおろか、TVドラマでさえわかることが出来ませんでした。あまり真面目でなかったからです。日本へ行き、当地で学べば早く上手になると思って、高校3年の夏に1ケ月の日本語コ−スに参加し、一人で東京に行きました。私にとって最も重要な夏でした。なぜなら、私はこのコ−スで香港大学の日本研究の先輩と知り合って、色々聞かせてもらって、そして、香港大学の日本研究学科に入ろうと決めました。幸運にも、その願いはどうやら叶えられました。元々ゲ−ムのために習おうとした日本語は、私の人生にかかわる大きなモノだと考えると、人生の不思議さを感じられます。

2. M.K 「私と日本語」

私は香港大学のMと申します。今、文学部の2年生で、日本研究と言語学を専攻しています。なぜ日本語を勉強するかと聞かれたら、まず、好奇心でしょう。日本語の中には漢字が沢山あるので、我々中国人にとっては日本語の勉強はわりに易しいと思ったわけですが、こういう考えを持って勉強し始めていろいろな苦労をしました。途中、何度もやめろうと思っても、自分の言葉の能力に挑戦するために続けました。それから、勉強すればするほど、段々面白くなってきてついに日本語だけではなく、日本文化、それに日本人の考え方の研究に深い興味を覚えるようになりました。私にとっては、日本語、それに日本研究は大学の科目の一つであるより、生涯の研究のテ−マになっています。これからも皆様と一緒に頑張るつもりです。 どうぞ宜しくお願いいたします。

3.K.U.S 「私と日本語」

  私は香港大学の日本研究学科の3年生であるFと申す。近く4年間に勉強していて、だんだん日本語が話せるようになるに従って、意外に気に入ってくる。どうしてかというと、日本語が香港の各業界に広く使う言語だけでなく、日本語に関しての交流活動などのおかげで、日本文化もさまざまな外国文化も受容出来る機会もよくあるからだ。よかったと感じている。そして、今回みなさんとのヂスカッションで自分の視野を広げられてほしいと思う。

4.J.K

香港大学日本研究学科の2年生のJ.Kです。無口な性格が語学の勉強の妨げになりますが、やはり日本語が好きです。交換留学で去年大阪の関西外国語大学へ行きました。ちょっと恥ずかしがりやなので、最初の頃は大変でしたけれど、色々な国の留学生と触れ合えてよかったと思います。若いうちに色々経験した方がいいので、今度のテレクラスはきっと我々にとっていい思い出になると思います。どうぞよろしくお願いします。

5.C.W

私は香港大学日本研究学科2年生のC.Wです。去年大阪の関西外国語大学に1年間交換留学をしました。それまでは1年しか日本語を勉強していなかったので、日本に留学することはかなり私に不安を感じさせました。しかし若いうちに色々経験すべきだと思いました。日本では目を開いて新しいものを沢山吸収し、いろんな人と出会って、いい思い出を作ったと思います。ぜひこれからもこのような国際交流を促進してほしいです。今回それを一つの目的とするテレクラスに参加しますので、どうぞよろしくお願いします。

又石大学 (ソウル)

1.P.C 日語日文学科 助教授(1962年生れ、男)

座右の銘:人間万事塞翁が馬

自己紹介:176cm, 85kg,スポ−ツ嫌い、趣味は散歩

日本語学習の難点:次々と登場する流行語や新造語 

テレビ電話について:これを使って国際学会なども出来たらいいですね。

2.K.H 日語日文学科 4年生(1970年生れ、男)

座右の銘:実践する思考

自己紹介:明るく呑気な性格でいつも能動的に物事を考えようと努力しています。日本の文化に関心があって、納豆や三島由起夫、剣道、そして日本人の「思いやり」が好きです。

日本語学習の難点:学習資料(原書)の不足

テレビ電話について:これで会話の授業が出来れば楽しいでしょう。

3.K.U 日語日文学科 3年生(1973年生れ、男)

座右の銘:最善を尽くす

自己紹介:パソコン通信やインタ−ネットに関心を持っています。卒業してからは日本語関係の仕事につきたいと思っています。日本のものでは寿司と日本人の律儀さが好きです。

日本語学習の難点:現地の日本語との隔たり

テレビ電話について:個人的に一台欲しい。

4.I.T 日語日文学科 3年生(1974年生れ、男)

座右の銘:らしく生きる

自己紹介:旅行をしながらいろんな人と出会うのが好きです。機会があれば世界各国を旅行していろんなことを体験したい。

日本語学習の難点:アクセントや発音

テレビ電話について:すごい!そしてちょっと恐い。でも面白そう。

5.K.M 日語日文学科 4年生(1974年生れ、女)

座右の銘:美しく生きる

自己紹介:おっとりとした性格ですが、我が強いとよく言われます。日本の大衆文化に関心を持っています。韓国の文化も皆さんに紹介したい。

日本語学習の難点:漢字の読み方

テレビ電話について:夜、寝ている時に電話のベルがなったらどうするんでしょうかね?

東京大学 (東京)

1.J.J 26歳、東京大学大学院人文社会研究科 D1

アジア全般の人、言葉、暮らしに関心を持っています。大学3年生の際、交換留学で初めて来日しました。以来日本語とつきあって早々6年になります。パソコンのおかげで字はほとんど書けないままです。

2.K.T(22歳)

僕も韓国語を勉強しているのですが、文法などが日本語とよく似ている割にはかなり苦労しています。そこで韓国人の方々が日本語を勉強するにあたって、どのような点で苦労しているのかということに興味がわきました。そしてそれが今後の自分の韓国語学習に役立てることが出来るといいと思います。またテレビ電話を使えることも楽しみです。

3.F.T 22歳 東京大学文学部歴史文化学科東洋史学専修課程

明・清・李氏朝鮮といった東アジアの近世史を勉強しようと思っています。趣味は合気道。「論語」や「孟子」といった中国の古典が好きです。ところが、現代中国語は発音が難しいのでなかなか覚えられません。ハングル文字はとても機能的ですが、日本人としては漢字も使ってくれた方が有り難いですね。


*********************************

参考資料

[5 テレビ会議サイト] 

KDD 大阪支社 植田さん 千木良さん

大阪市中央区城見2―2―72KDD大阪ビル

TEL:81-6-6947-6028, FAX:81-6-6947-6055

TEL:81-6-6944-8152・8154

FAX:81-6-6944-8175

    

BTA公衆テレビ会議室

No. 97 CHENGFANG STREET XICHENG DISTRICT, BEIJNG CHINA POSTCODE 100032 (北京西城区成方街 97号)

TEL:86-10-66018214, FAX:86-10-66024044

担当者:中国電信 CHINA TELECOM PBC BEIJING Ms.Song

HONG KONG TELECOM (A cable & Wireless Company)

Mr. Benson M.T. Yeung , Sales Manager Corporate Sales

32nd Floor, HongKong Telecom Tower Taikoo Place., Quarry Bay, HongKong PO Box 9896 GPO Hong Kong

TEL:852-2888-2633,  FAX:852-2962-5457

   

KDD SEOUL Mr. Ogi

KANG NAM-GU, DAECHI - 3 DONG, 944 - 31,TEXTILE BLDG 11F TEL:82―252―80―300

KDD 大手町 大坪さん

東京都千代田区大手町1―8―1

TEL:81-3-3275-4992, FAX:81-3-3275-4430

     

[テレクラス会議:アジア フォーラム連絡先]

北京大学 日本研究中心 賈 恵萓 先生   馬 紅娟 先生

TEL:86-10-6275-7162, FAX:86-10-6275-1971

中国 北京 100871北京大学内三院

香港大学 日本研究学系 Dixon Wong先生 Kirsten Refsing先生 

原 武道先生

TEL:852-2859-2879, FAX:852-2548-7399

K.K.Leung Building 8th Floor Pokiuiam Road Hong Kong

The University of Hong Kong Department of Japanese Studies

 

又石大学 日本語日本文学科 朴 載勲 先生

TEL, FAX:82-652-291-9312

TEL:82-652-290-1345

韓国 全北 完州郡 参禮邑 後亭里 490

      

東京大学  東洋文化研究所 濱下 武志 先生

TEL:81-3-3812-2111(内線5847)

FAX:81-3-5684-5964

113―0033 東京都文京区本郷 7―3―1

帝塚山学院大学 国際理解研究所 米田 伸次先生 杉本雅子先生

TEL:81-723-65-0865 , FAX:81-723-65-5628

589―0021大阪狭山市 今熊 2―1823

テレクラス・インターナショナル・ジャパン 高木洋子 赤木恭子

TEL:81-726-88-3415 , FAX:81-726-80-2115

569―1036 大阪府高槻市塚脇 1―11―25

#################################

[実施進行プラン]

本事業を環境整備・準備・本番・報告の4つのステージに分けて実施する

文中、TIJ:テレクラス事務局、/ : 仕事担当、 * : 方法

ステージ 1: 実現可能な環境を作る 1998年 9月末

・ テレビ会議機器・場所の設定:KDD大阪支社との折衝により完了

・ 参加大学の設定 : 北京大学100周年記念テレクラス交信時に設定済

・ 事業運営資金の見通し:(財)マルチメデイア振興センターと帝塚山学院  大学の負担分は決定

・ 東京三菱銀行国際財団助成依頼の申込書を受領

・ 後援名義使用申請: 外務省・文部省・郵政省へ打診

・ 事業広報関係 : 朝日新聞へ打診

・ 東京三菱銀行国際財団助成申請申込書発送

ステージ 2: 準備 10月 − 1999年2月

(1)10月1日 − 10月 半ば

・ 参加大学への案内 / TIJ プロジェクトの主旨説明と合意を得る

・ プロジェクトの詳細説明と合意を得る

・ 5回のテレビ会議日取り決定依頼・人選依頼

・ 可能な日取り洗い出し / 全大学 10月半ば

・ KDD各テレビ会議室へ予約・確認 / TIJ

(注)全てのKDD事務所への連絡はKDD大阪支社を通じておこなう。

・10月8ー9日 文部省・外務省・郵政省で後援名義使用申請について打ち合 わせ 

(2) 10月半ば − 11月

・ 各回選択テーマ洗い出し作業 / 各大学

 基本テーマ: 「アジア・未来・ネットワーク構想」

  選択テーマ:

* 日本語を学ぶ私たち: 未来への期待と課題・日本語ネットワーク

* 国際理解・国際交流: 互いにアジアの良き隣人であるために

* 情報とネットワーク: グローバル化スピード化への対応・世界へ発信

*ジェンダー : 男女が共に生かされる社会

* 環境と暮らし : 地球環境を守る

* 未来と私たちの課題:アジアの仲間としてのつながり

        ・世界とのつながり

・ 参加学生募集・人選依頼 / 各大学

出席者各 5―7名+バックアップ 若干名 責任者 1名

・ 参加予定校への書面による進展報告

(3) 12月初め − 12月 末

・ 三菱銀行国際財団助成決定額に伴う事業見直し案作成

・ 国内関係者全員による打ち合せ会議

 見直し案の確認、可能な日程の洗い出し、テレビ会議会場の確認と予約

・ 事業変更に伴う各方面への書類による連絡

 

(4) 1999年1月 ― 2月

・ 参加予定校の参加最終確認

・ 文部省・外務省・郵政省へ後援名義使用申請書作成・発送 / TIJ

・ 朝日新聞へ後援申請と対外的な広報依頼 / TIJ・帝塚山学院大学

・ 全参加校へ見直し案・日時・トピック・プログラム・タイムスケジュー ル案など発信・確認をとる

・ TV会議会場最終確認

・ 最終案作成・発信・確認

・ 全参加校へ:参加者決定依頼

自己紹介をつけて −TIJへ報告

ホスト プログラム作成依頼 − TIJへ報告・検討

テーマ毎のアンケート作成など会議に向けて準備 / 各ホスト校

・ 全参加校へ全出席者の自己紹介発信 / TIJ *メール・ファックス

・ 各ホストプログラムを事前に全参加校回覧

・ 全参加校へタイムスケジュール・進め方の確認

・テレクラス事前アンケート・終了後アンケート作成・発送

/TIJ*郵送 

・ 多地点同時接続回線テスト

・ テスト日の打ち合せ / TIJ・KDD

・ テスト本番 映像・音声チェック

ステージ 3: テレクラス国際会議 アジア フォーラム開催

 1999年 3月初めー半ば

・ 前日までに出席者は各テレビ会議室を訪問 / 全出席者

・ 映像・音声テスト、 座席確認・会議室レイアウト

・ テレクラス事前アンケート実施

・ 本番 基本テーマ「アジア・未来・ネットワーク構想」

第1回 テレクラス国際会議

第2回 テレクラス国際会議

第3回 テレクラス国際会議

各回そのホスト校が決めたテーマによる。

各回の会議はホスト校の司会とシナリオによって進める。

 総合司会は主催者による。

・ 終了後テレクラス アンケート(学生用・責任者用)に記入 / 全出席者

 ― TIJへ送付 / 各校責任者 *メール・ファックス・郵送

・ 各トピックのホスト校は報告書を作成し写真・デジカメ・ビデオ・

 参考資料と共にTIJへ送付 / 各校責任者 * 郵送

ステージ 4: まとめ・報告書作成・成果公表 3月後半―末

・ まとめ /TIJ

・ 報告書作成 ー 冊子印刷 ー 全参加大学・参加学生・関連機関に配布

/TIJ*郵送

・成果発表:新聞・出版社・学会発表・ネットワーク・ホームページ

/TIJ・帝塚山学院大学

・事業決算報告書作成/TIJ

・後援名義使用先へ終了報告書作成/TIJ*郵送

・財団等へ必要書類を揃え、事業報告と終了の挨拶/TIJ

以上   

Back to Video Conference