第52回テレクラス会議

 枚方高校(大阪)ー

正義女子高校(ソウル)


テレビ電話・テレビ会議で進める国際理解教育

「テレクラス・ザ・ワールド 1998」

第52回 テレクラス国際会議

[開催要項]

行事名 :第52回 テレクラス会議 大阪ーソウル編

日時:1999年 2月8日(月) 16:00 - 17:00(Japan&Seoul)

場所: 大阪府立 枚方高等学校

Jung Eui Girls'HS (正義女子高等学校)

テーマ:「世界を感じる瞬間」

"Touch The World, Touch The Future"

サブテーマ:Similarities and Differences Between Two Schools

       両校の類似点・相違点

主催 : テレクラス.インタ−ナショナル.ジャパン

財団法人マルチメデイア振興センター

後援 : 外務省、文部省、郵政省、大阪府教育委員会、KDD大阪支社

協賛: BBCC(新世代通信網実験協議会)教育システム MINE

(リモート&ハイタッチな教育システムの研究)

通信手段: 国際ISDN回線サービス・国内INS64サービスを利用した

国際テレビ会議

日本: 端末機:京セラKV6200

ソウル:KDDソウル

tel: 82-252-80-300  、Contact: 尾木 さん

ISDN回線番号

日本:81-81-720-43-2289  ソウル:82-1391-302-016

連絡用電話番号:(会議室内)

枚方:Tel:81ー720ー43ー3081

ソウル:Tel: 82-252-80-300担当者:尾木さん

テスト日時: 2月5日11:00、2月8日 15:00

参加校 : 大阪 :大阪府立枚方高等学校 枚方市大垣内町3-16-1

tel: 81-720-43-3081fax: 81-720-41-8333

ソウル:正義女子高等学校 tel:82ー2ー992ー5106fax:82ー2ー991ー0876

担当教師・メールID・その他(連絡方法)

枚方高校: 北川 先生

正義女子:Mr.Kim Sung-Nam

使用言語:英語

トピック:School Events, Pop Culture, Fashion and Food

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[プログラム]

タイムスケジュール・シナリオ:

00:00 オープニング

枚方高校MCによるオープニングと参加生紹介

正義女子MCによる参加生紹介

00:05 枚方高校 プレセンテーション

Topic : General Introduction of Hirakata H.S.

2nd speaker(Mr. T. W)

Topic : Term-Examinations

3rd speaker(Miss. F.J)

Topic : Cultural Festival

4th speaker(Miss H. Y)

Topic : Home Economics Classes

00:30 正義女子 プレセンテーション

  1)  Pop culture,  2) Food,  3) Fashion.

00:55 正義女子MCによるクロージング

01:00 終了

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[アンケートより]

最も印象に残った箇所は、どこですか。

・遅れてきたとこ(It's joke)

・全て。英語でこんなに交流したことなかったから良かった

・互いにもりあがった話題がでたとき

・最後のフリートークみたいなかんじのやつ

・最後にみんなで話したところ

・自由に話したところ

・むこうの人がいろいろ知っていたところ

自由に感想を書いて下さい。

・初めてこんな交流をして"通じ合えた"という事が何よりもうれしかった。一生心に残るものになります。

・思ったより話せなかった。後ろが3人でもりあがっていたのに対して1人だったので。 もうちょっと資料集めするべきと思いました。できるなら少人数の極力仲いい子とやりたいですね

(自分側)話せる人が限られてておもしろくなかったな そういう点で皆が喋れるように互いに2、3人でできたら顔も見れて良かったと思う。 ところどころ話がかみあってなかったりこちら側が突発的に話題をきりだしたり・・・マナーと単語もうちょっとお勉強するべき だなと思いました。とても楽しかったです。トータルでみると。でも改善すべき事はたくさんあるなと思います。もう少ししゃべれるようになってからもう一回やりたかったです。

・向こうの人達は英語がすごいうまくてびっくりした。何も見ずにペラペラとしゃべっていたのがすごくうらやましかった。こういう機会を他の学校にも設けるべきだと思った。こういう機会をつくれば、将来の進路を決める時に役立つと思った。国際交流はおもしろい。

・むこうの人はメモを見ないであれだけしゃべれるし日本語もしゃべれたし、発音も上手だったし、すごい楽しかったです。また機会があれば今度は見学じゃなく参加したいです。 枚高に入学して良かったーーー!!

・普通の高校生ではあまり体験できないことなので、今回体験できない 事をできたので良い経験になった。

・少し形式にとらわれていたのでかたかった。もう少し時間があればフリートークもしたかった。

テレクラス・テレビ会議用アンケート(教師用)

            枚方高等学校 北川 武

1 総合的な感想を

初めてだったのでこんなものでしょう。

2 今回の実施に向けて、経過・準備などをお書きください。

10月頃より週1回のLLの授業を使って学校紹介のビデオ作成をおこなった。1月になってからは電話での受け答えの練習をした。直前の準備の予定ヶ大幅の狂ったので生徒の発進内容は私が原稿を書きました。

3  ご苦労された点はどこでしたか。

10月頃から連絡を取り、2月中旬〜下旬に実施する旨を伝えていたが、1月10日過ぎに、相手の学校が、1月〜2月2日まで冬休みであることが判明し、準備の予定が大幅に狂ったので大変慌てました。

4 授業時間はどれくらい、またどのように使われましたか。

10月からは週1回のLL授業全てを使いました。

5 今回、生徒の準備についてどのようにサポートされましたか。

  上に書きましたように、実施日の決定が、その直前だったので、生徒に準備させる時間はほとんどなく、全て私が企画し、原稿を作りました。

6 相手校の先生との打ち合わせに、e-mailをどのようにつかわれましたか。

  連絡はほとんどe−mailを使いました。電話は1度だけ。

早く返答が欲しい時はファックスを使いました。

7 相手校生徒の印象や、会議の流れについての感想

  生徒が学校に戻って来たのが2月2日ですから、準備が難しかったのではないかと思います。

8 テレビ会議の使い方についてお考えを書いてください。

  初回はやはり、物珍しさがあり、ささいな事で盛り上がるが、本当の成果繰り返し行ってからだと思います。 しかし生徒がそこまで望んでいるかどうかはわかりません。

9 相手校との今後の交流について、どうお考えでしょうか。

できれば再度、e−mail交換、テレビ会議を行ないたいと思います

10今回のテレクラス実施は生徒にどのような影響を与えましたか。

現時点ではわかりません。参加した生徒は是非もう1度したいと言ってました。

11 国際間テレビ会議・テレビ電話交信などテレクラスをより効果的に利用 して頂くために、どのような視点、準備、やり方等が考えられますか。率直にお聞かせ下さい。

年間の費用の確保が第一条件。それがあればあとは学校の工夫次第 だと思います。


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[TIJ感想]

韓国側の理由で4:00開始の予定が1時間も遅れて5:00開始となったにも拘わらず、枚方高校の生徒は忍耐強く待ち、始まってからも「遅れを詫びる」正義女子高校生に寛大でやさしく接していたのが、爽やかだった。それだけこの日の交流を楽しみにしていてくれたのだろう。

 明るくものおじしない堂々とした態度だったのは良かったが、1回目なので、ある程度やむをえないのかもしれないが、メモを読み上げるという場面が多かった。せっかく動画の会議なので、動画だからこそ出来る、アクション、ジェスチャ−、スキット、現物を見せるなど、もっと惹きつける手段、方法の工夫がほしかった。

 フリ−ト−クになると、好きなミュ−ジッシャンやム−ビ−スタ−など若者同志共通するトピックスで盛り上がり、名残惜しい良い雰囲気で終わった。翌日は静止画によるルマフォンでも交流が予定されているということなので、次々、次回につなげて内容も深く掘り下げて欲しい。そのためには、事前、事後のイ−メイルなどの取り組みを重ねて、コラボレ−ション、コオポレ−ションが可能になるのではないでしょうか。今後の取り組みに期待しています。


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