テレクラステレビ会議#43

旭川/ビクトリア

テレクラス デイ


[開催要項]

行事名: 旭川/ビクトリア テレクラス・デイ

日時 : 平成10年 5月23日(土) 午前 11:20 − 12:00

場所 : 旭川女子高等商業学校 2階会議室

テーマ: 第43回 魅力的な町の紹介(建物、人、食べ物)

主催 :

財団法人マルチメデイア振興センタ−

テレクラス・インタ−ナショナル・ジャパン

後援 :

文部省 郵政省 旭川市教育委員会

国際電信電話株式会社大阪支社

通信: 国際ISDN回線サ−ビスを利用したテレビ会議

参加校:

旭川中学校

ビクトリア−Broadford Secondary College

開催趣旨:日本の旭川とオ−ストラリア、ビクトリアの 小学生、中学生、高校生がISDNという最新技術を駆使したテレビ会議を体験し、リアルタイムの交流を図る。またバ−チャルな取り引きなどを通して、21世紀の高度情報化社会を担う彼らが、ハイテクに関心を持ち、連帯感や国際理解を深めることを願う。

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[アンケートからの抜粋]

*生徒

最も印象に残った個所は、どこですか。

相手が笑った時

相手の映像、表情が見れること

ラ−メンを食べた時

キムタクのことを聞かれた時

全部

自由に感想を書いて下さい。

すごく楽しかった

また参加したい

緊張したけどだんだん笑いなどもあって良かった

緊張して言葉を間違えた

外国の人と交流できて良かった

これから英語を もっと勉強したい

言葉がちがうので質問しずらかった

自分の発表もうまくいった

*先生

付属旭川中学校  高野 拓実 先生

総合的な感想を。

生徒の中に「戸惑いから充実感」 が生まれたように思います。

相手校生徒の印象や、会議の流れについての感想。

のびのびしていました。

テレビ会議の使い方についてお考えを書いて下さい。

こちら側ものびのび出来るようになれば良いと思いますが、そのためには

経験が必要だと思います。

相手校との今後の交流について、どうお考えでしょうか。

e-mailを通して交流を図りたいと思います。

今回のテレクラス実施は生徒にどのような影響を与えましたか。

語学学習・コミュニケーションの点: たいへん練習しておりました。

コメント

来年もお願いしたいと思います。

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[まとめ]

TIJまとめ:

旭川中学校の生徒は「魅力的な町の紹介」として橋、人、食べ物について、写真や絵や音楽などをうまくとりいれて変化に富んだプレゼンテ−ションであった。

相手のBroadford Secondary High School側は音声も聞き取りにくく、映像もカメラアングルが悪かったり、単調な発表で、何より英語が早すぎてわかりにくかった。また、事前に送ってあるプログラム通りに進めてもらえないこともあってとまどった。結局、後日プレゼンテ−ションの内容をe-mailで送ってもらって意見や質問をすることになった。テレビ会議の最も良い点はface-to-faceでのコミュニケ−ションだと思うが発表のしあいに終止しては充分目的が達成できたとはいえないと思う。

双方とも初めての経験だったので、次回は事前にe-mailなどで交流を深め相手とのかみあったコミュニケ−ションのあり方を追求して頂ければと思う。

旭川・ビクトリア テレビ会議全体のまとめ

テレクラスもいよいよ北海道上陸!という記念すべき日であった。

旭川の小、中、高校生が一堂に会し、オ−ストラリア・ビクトリアの同世代の子供たちとリアルタイムで、お互いの顔をみながら交流出来た意義は、大きかったと確信じたい。計画から実行まで 短い期間だったにも拘わらず、各校ともよく準備がなされ、多くのの参加者で楽しい雰囲気で終えれて良かったと思う。

今後の取り組みの参考として次のことをアドバイスしておきたいと思う。

* 事前に相手の発表内容をキャッチするために、生徒同志でメイルで発表内容のアウトラインを相手に送ったり、もらったりして、当日用に質問を考えておく。テレビ会議の場を発表のしあいで終わるのでなく、あくまでコミュニケ−ションにウエイトをおくとテレビ会議の本領が発揮されるのではないだろうか。

当日の注意点としてはできるだけスクリプトを見ないようにして、顔をあげて相手の顔をみながら、聞いたり話したりできるようにする。

以上ですが、今後の旭川テレクラスの発展を楽しみにしております。

(TIJ永井)

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