テレクラス会議#42

旭川/ビクトリア

テレクラス デイ


[開催要項]

行事名: 旭川/ビクトリア テレクラス・デイ

日時 : 平成10年 5月23日(土) 午前10:30 − 11:10

場所 : 旭川女子高等商業学校 2階会議室

テーマ: 第42回 現在の高校生像(日本とオ−ストラリア)

主催 :

財団法人マルチメデイア振興センタ−

テレクラス・インタ−ナショナル・ジャパン

後援 :

文部省 郵政省 旭川市教育委員会

国際電信電話株式会社大阪支社

通信: 国際ISDN回線サ−ビスを利用したテレビ会議

参加校:

旭川北高等学校、旭川中学校

ビクトリア−Warracknabeal Secondary College

開催趣旨:

日本の旭川とオ−ストラリア、ビクトリアの 小学生、中学生、高校生がISDNという最新技術を駆使したテレビ会議を体験し、リアルタイムの交流を図る。またバ−チャルな取り引きなどを通して、21世紀の高度情報化社会を担う彼らが、ハイテクに関心を持ち、連帯感や国際理解を深めることを願う。

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[アンケート結果より]

旭川北高校アンケ−ト結果より抜粋

最も印象に残った箇所は、どこですか。

・笑ってくれたりコミュニケ−ションがとれたこと

・スキットがうけてよかった

・自分達の発表

・オ−ストラリアの子供たちが日本語で自己紹介してくれたこと

・オ−ストラリアの子供たちと交流できたこと

自由に感想を書いて下さい。

他国の人と時間を共にすることが出来てすごく良い思い出になった。また何かの形で参加したいし、こういう機会をもっともっとたくさんの所でやって国際交流を深めていって欲しいと思います。どうも有り難うございました。

初めてだったのですごく緊張した。日常会話をもっと勉強しようという気になった。彼らの所へ遊びにいきたいなあと思った。もっとながい時間でたくさん話したかた。又参加したい。

正直言って本番前は「どうなるものやら」と少々不安でした。しかし、今会議を終え私の心は満足感で満ちています。現代だからこそなせる技、この時代に生きていて良かったと今日をもって思えたような気がします。

テレビ会議というものがどういうものか分からずの今回でしたが、「とにかくビジュアル面の充実」を目標にしました。なかなかのアイデアでうまくいったような気がしましたが、次回はもっとながいスキットをやりたいと思った。また時間がなくゆっくり出来なかったのも残念でした。でもすごく楽しかったです。

こういう形でオ−ストラリアの学生とコミュニケ−ションができてとてもうれしいです。じぶんの中での オ−ストラリアにたいすることがいろいろと変わったように思います。また機会があれば是非参加したいです。

などなど皆さん非常にポジテイブな意見、感想ばかりでTIJとしましても、遠路はるばる空路、旭川まで出向いたかいがあり、嬉しく思いました

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旭川・ビクトリア TELECLASS DAY・テレビ会議 アンケート

旭川北高校 川端 一正 先生

総合的な感想を。

改めて生徒の底力と可能性を感じる良い機会でした。

今回の実施に向けて、経過・準備などをお書き下さい。

神戸の高校へ視察に行って、TV会議の様子をビデオを通して生徒に伝えました。

今回、生徒の準備についてどのようにサポートされましたか。

殆ど生徒まかせで、英語のちょっとしたニュアンスなどを教えました

テレビ会議の使い方についてお考えを書いて下さい。

月1回位、十分な準備をしていろいろな外国の生徒トコンタクトを取れると最高ですね!!

相手校との今後の交流について、どうお考えでしょうか。

次回、チャンスを頂けるなら、今回出来なかったトピック(エイズ)に

ついて是非やりたい。

今回のテレクラス実施は生徒にどのような影響を与えましたか。

語学学習・コミュニケーションの点

かなり内的な動機づけになったと思います。

国際理解の面:

こんな身近に外国とやりとりが出来ることで「地球人」の考え(普段僕が言ってること)が分かってくれたのでは――。

国際間テレビ会議・テレビ電話交信などテレクラスをより効果的に利用して頂くために、どのような視点、準備・やり方等が考えられますか。率直にお聞かせ下さい。

やはり、テレクラスの北海道支社のようなものがあって、定期的に通信が出来るシステムが欲しいです。

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[TIJまとめ]

英語に自信のある生徒が多く、堂々としていたし、相手もとてもフレンドリ−でコミュニケ−ションがうまくいって、テレビ会議のよさが十分発揮されていた。制服問題のスキットなど動きがあって、かつユ−モアにあふれ、工夫の後がうかがわれ、皆で楽しめた。カメラ操作も生徒の手で行われたし、先生と生徒の日ごろの信頼関係がよく表れていた。これからは、e-mailなども準備段階や会議後などにフルに利用することで、双方の共同作業、共同研究の方向性を追求されたら、ベストではないでしょうか。

[川端 先生より]

今回のTV会議、そしてビデオなど本当にありがとうございました。生徒たちは、異口同音に今回のTV会議をステップにさらに英語を頑張ってくという決意を語ってくれています。常日頃、生徒の内的なものを育てたいと思っているものにとっては本当に「渡りに船」のような話しでした。後から、ビデオや送って頂いた画像などを見ると、その生き生きした表情はかけがえのない財産です。今後、このような機会があるなら、またトライしたいと思っています。宜しくお願いします。

北海道旭川北高校 川端 一正

[旭川・ビクトリア テレビ会議全体のまとめ]

テレクラスもいよいよ北海道上陸!という記念すべき日であった。

旭川の小、中、高校生が一堂に会し、オ−ストラリア・ビクトリアの同世代の子供たちとリアルタイムで、お互いの顔をみながら交流出来た意義は、大きかったと確信じたい。計画から実行まで 短い期間だったにも拘わらず、各校ともよく準備がなされ、多くのの参加者で楽しい雰囲気で終えれて良かったと思う。

今後の取り組みの参考として次のことをアドバイスしておきたいと思う。

* 事前に相手の発表内容をキャッチするために、生徒同志でメイルで発表内容のアウトラインを相手に送ったり、もらったりして、当日用に質問を考えておく。テレビ会議の場を発表のしあいで終わるのでなく、あくまでコミュニケ−ションにウエイトをおくとテレビ会議の本領が発揮されるのではないだろうか。

当日の注意点としてはできるだけスクリプトを見ないようにして、顔をあげて相手の顔をみながら、聞いたり話したりできるようにする。

以上ですが、今後の旭川テレクラスの発展を楽しみにしております。

(TIJ永井)

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