テレクラス会議#41
旭川/ビクトリア
テレクラス デイ
[開催要項]
行事名: 旭川/ビクトリア テレクラス・デイ
日時 : 平成10年 5月23日(土) 午前9:50− 10:20
場所 : 旭川女子高等商業学校 2階会議室
テーマ: 第41回 私達の身の回りの紹介(地域と学校)
主催 :
財団法人マルチメデイア振興センタ−
テレクラス・インタ−ナショナル・ジャパン
後援 :
文部省 郵政省 旭川市教育委員会
国際電信電話株式会社大阪支社
通信: 国際ISDN回線サ−ビスを利用したテレビ会議
参加校:
旭川 近文小学校
ビクトリア−Lucknow Primary School
開催趣旨:日本の旭川とオ−ストラリア、ビクトリアの 小学生、中学生、高校生がISDNという最新技術を駆使したテレビ会議を体験し、リアルタイムの交流を図る。またバ−チャルな取り引きなどを通して、21世紀の高度情報化社会を担う彼らが、ハイテクに関心を持ち、連帯感や国際理解を
深めることを願う。
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[アンケート結果より]
近文小学校アンケ−ト結果より抜粋
この会議後、相手の生徒を会議前よりも理解出来たと思いますか。
友達になりたい
もっと語ったり一緒に勉強したい
自由に感想を書いて下さい。
時間がなくて全てを発表できなかったけど、外国の人と交流できてうれしかった。
またどこかの国の人とやってみたいです。
オ−ストラリアの人と交流できて良かったし、とても勉強になった。
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テレビ会議 アンケート 旭川近文小学校 久嶋 孝典 先生
総合的な感想を。
今回初めての経験で何もわからず、会議に突入してしまいました。もう少し計画の全容が分かれば、対処出来た部分があったように思いました。でも子供たちは、それなりに楽しんだようでした。
今回のテレクラス実施は生徒にどのような影響を与えましたか。
語学学習・コミュニケーションの点:
英語を勉強したいという子もいました。
国際理解の面:海外の様子などは多少分かったようです。
テレクラスをより効果的に利用して頂くために、どのような視点、準備・やり方等が考えられますか。
小学生同志がやる場合、相応の準備期間、プレゼンテ−ションのマニュアル化言語面でのサポ−トなど必要だと思いました。
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[TIJまとめ]
元気ではつらつとした小学生の発表で良かった。急遽、翻訳を引き受けて下さった北高の先生の協力体制もよかった。またこのような機会があれば、次回は高校生が翻訳を手伝えればもっとよいのではないだろうか。内容面はやや固かったような気がします。小学生の場合、英語によるコミュニケ−ションは難しいので、代わりに、音、ゲ−ム、絵画、色、動きなどのスタイルをとる方がよいのではないでしょうか。
今回は、双方が初めての経験だったので、テレビ会議のよさが十分発揮できたとはえませんが、次の機会への良い経験になったと思います。
旭川・ビクトリア テレビ会議全体のまとめ
テレクラスもいよいよ北海道上陸!という記念すべき日であった。
旭川の小、中、高校生が一堂に会し、オ−ストラリア・ビクトリアの同世代の子供たちとリアルタイムで、お互いの顔をみながら交流出来た意義は、大きかったと確信じたい。計画から実行まで 短い期間だったにも拘わらず、各校ともよく準備がなされ、多くのの参加者で楽しい雰囲気で終えれて良かったと思う。
今後の取り組みの参考として次のことをアドバイスしておきたいと思う。
* 事前に相手の発表内容をキャッチするために、生徒同志でメイルで発表内容のアウトラインを相手に送ったり、もらったりして、当日用に質問を考えておく。テレビ会議の場を発表のしあいで終わるのでなく、あくまでコミュニケ−ションにウエイトをおくとテレビ会議の本領が発揮されるのではないだろうか。
当日の注意点としてはできるだけスクリプトを見ないようにして、顔をあげて相手の顔をみながら、聞いたり話したりできるようにする。
以上ですが、今後の旭川テレクラスの発展を楽しみにしております。
(TIJ永井)