Luma Talks #475
Senri HS (Osaka) - St.Alphonsus (Philipines)
Date: Feb. 9th,1999
Place: Osaka Prefectural Senri High School
Participants:
Senri High School (Osaka)
St. Alphonsus Catholic School (Ceb Island, Philippines)
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[Ouestionnaire for Teacher in Japanese]
テレクラス・テレビ電話交流アンケート(教師用)
1999年2月9日
学校名 千里高校 氏名 ( 中村 由輝 )
1. 総合的な感想を。
今回、普通科一年生で実施させていただきましたがほとんどの生徒にとって初めての国際電話で、相手の顔が見れ話ができることで随分喜んでいました。また普通科一年生という事でそれほど英語を話す事が得意ではないのですが、画像を送る時間などが次の話題を考えられる余裕にもなったようで、ルマフォンの特徴が良い面で作用しました。
2. 今回の実施に向けて、経過・準備などをお書き下さい。
初めてのフィリピンとの交信と言うことで、なかなか連絡も取れず予定を1週間延ばせていただきましが、決定してからの一週間で40名の生徒を11グループに分け、話したい話題を決定するように指示し、その後英語での台本作りを宿題としました。
3. ご苦労された点はどこでしたか。
とにかくなかなか連絡が取れなかったこと。学校の電話回線も校長先生の 私有のものを午前中は学校で使い、その後はどこか別のところ、そして夜には自宅と使い分けていらっしゃったので連絡を取るのが大変でした。 また実施に向けて少し不安があったので、前日にテストすることを申し出ましたが前日の12時の段階ではエンジニアが休んでいるので使えない、 5時間待ってくれれば大丈夫だと思うとのことでした。 夕方の6時の段階では、ルマフォンが故障して使えないので1週間待って欲しいとのことでした。とりあえず電話だけでも交流ができるか尋ね、できるとのことだったので画像無しで交流を実施する覚悟を決めました。
只実施5分前に相手校よりルマフォンが使えるとfaxがはいり、当初の予定通りの交流ができました。
4. 授業時間はどれぐらい・またどのように使われましたか。
準備の指示に5分程度、当日1時間使わせていただきました。
5. 今回、生徒の準備についてどのようにサポートされましたか。
作ってきた原稿の英語チェック。内容の適切さなど。
6.相手校の先生との打ち合わせにe-mailをどのように使われましたか
相手校が持っていなかったので使っていません。
7. 相手校生徒の印象や、会議の流れについての感想。
教員も生徒も熱心に取り組んでくれたと思います。只国民性の違いはあるかと思いますが。それも言い経験になったと思います。
8. テレビ電話 (ルマフォン)の使い方についてお考えを書いて下さい。
今回の相手国のような状況の場合、インターネットはまだ使えないのでルマフォンは適当だと思います。
9. 相手校との今後の交流について、どうお考えでしょうか。
次回の授業でサンキューカードを書くように指導し、実用的な英作文の
授業に生かしたいと思います。
10.今回のテレクラス実施は生徒にどのような影響を与えましたか
語学学習・コミュニケーションの点:
ある意味では自信になり、またこれからももっと勉強してもっと話ができるようになりたいという動機付けになったと思います。またフィリピンの生徒の英語力にも感心していました。
国際理解の面:
交流前はアメリカとの交信を望んでいたようですが、交流後は少し近い国となったようです。自分たちの持っていたイメージと違うフィリピンという国を発見したのではないかとおもいます
11.国際間テレビ会議・テレビ電話交信などテレクラスをより効果的に利用して頂くために、どのような視点、準備・やり方等が考えられますか。 率直にお聞かせ下さい。
色々難しい点はあるかと思いますがもう少しはやい時点で相手校が決まり交信前に何らかの形でお互いが知り合いになり、一回だけの交流にならないようになればいいと思うのですが。
12.より多くの校内・国内・国外の生徒の参加を得るために、今回テレクラス報告をする何か手だてや予定がありますか.
いいえ。
とにかく無事終わり私にとっても初めての経験で、良い機会になりました。 せっかくプリンターも送っていただいたのですが、コンセントが合わず使えませんでした。また機会があれば実施させていただけたらとおもいます。